ナオスミンの雑記

2009年9月14日より、四年半使用し続けた、グリチルリチン酸配合のATPリピットゲルを中止。リバウンド体験中。

自閉症の人の考え方

2008年05月16日 12時55分56秒 | Weblog
うちの夫の父、つまり義父は自閉症なのではないかと思っている。
精神科に連れて行って、詳しく診察してもらいたいが、とても連れて行けるような義父ではない。

ところで、普通の人と自閉症の人の考え方、感じ方が全然違うのには、本当に驚く。
例えば、普通の人は、他人を喜ばせることに生きがいを感じることが多い。
他人が喜ぶように接し、他人を傷つけないように気を使う。

しかし、自閉症の人は、他人を喜ばせることに対して、何の興味も無い。
他人が喜ぼうと、悲しもうと、自分には関係ないのである。

自閉症の人が一番大事なのは、きちんと決められたとおりに物事が進むことなのである。
時間通りに食事をし、時間通りに出かけ、時間通りにお風呂に入る。
そのことが一番大事なのであり、それが守られなかったり、少しでも変更されると、耐え難い苦しみを味わうようだ。

自閉症の人にとって、家族は、自分の決めたとおりに動くだけの存在でしかない。
きちんと時間通りに食事の準備ができる、そのためにだけ、妻は存在する。
だから、妻を喜ばせようなどとは、考えることもできない。
そして、どんなことをしたら妻が喜ぶか、など、考えることもできないし、考えようともしない。
そんなことは、自閉症の人にとっては関係の無いことなのである。

毎日毎日、決められたとおりにスムーズに家の中のことが進むことこそが、自閉症の人にとっては一番大切なことなのである。
だから、妻が病気になっても、妻のことを心配するより、食事の時間がきちんと守られるかの方が大切なのである。

変わり者と呼ばれる人の中には、自閉症が隠れているのかもしれない。