ナオスミンの雑記

2009年9月14日より、四年半使用し続けた、グリチルリチン酸配合のATPリピットゲルを中止。リバウンド体験中。

ある医者の話

2022年12月22日 11時48分00秒 | 言いたいこと

私が以前体調を崩した時に通った医者の話だ。

当時、私は35歳で、非常に体調が悪く、胃の具合も悪く、食欲もなく、眠れない状態が続いていた。

私がその医者に行くと、まず胃カメラをする事になった。

しかし、私は検査の当日、空腹になると気持ち悪くなり、食べ物を口にしてしまった。

それで、胃カメラをキャンセルした。

その後、私はパニック発作を起こし、その医者のところに駆け込んだ。

そして、何か、安定剤のような注射を打ってもらった。

そして、改めてきちんと検査を受けようと、胃カメラの予約をしなおした。

胃カメラは、私にとってはかなり苦痛だった。

それに輪をかけて、医者の厳しい言葉と荒々しい検査に涙が出た。

幸い、胃の方は胃炎だけで、私はその後もその医者のところに通うことになった。

医者は私に胃薬と共に抗うつ薬と安定剤を処方した。

しかし、この抗うつ薬を飲むと、とにかく気持ち悪くてたまらない。

私は飲むのをやめ、医者にその事を告げたら、別の抗うつ薬をくれた。

しかし、その抗うつ薬を飲んでも、気持ち悪くて仕方がない。

なのでこれも飲むのをやめた。

その事を医者に言うと、とても怒り出した。

私は、この医者には何も言わない方が良いと思い、後は何も言わなかった。

飲まないのに出される抗うつ薬は、捨てられて行った。

その後、私は娘を連れて一年位実家に戻った。

なので、この医者には一年位通って、あとは2度と行かなかった。

私とは相性が合わなかった。

自分本位で怒りっぽく、とても質問などできない医者だったから。

ここの看護師も、医者と揉めて、何人もやめている。

そんな医者だが、それでも患者はやってきていた。

あれから20年以上経つ。

そして、数ヶ月前、びっくりしたニュースが飛び込んできた。

あの医者が事故を起こしたのだ。

自分からセンターラインを超え、トラックとぶつかったのだ。

医者は重症だった。

そして、助手席に乗っていた奥様は亡くなった。

もちろん、その医院は閉院となった。

なんだかなぁ。

自信たっぷりで不安など微塵も感じないような医者だったから、自分を過信してしまったのだろうか?

今、あの医者はどんな思いでいるのだろう?

自分の運転のせいで、奥さんを亡くしてしまったのだから。

これもカルマのせいだとしたら・・・

医者は、一般的に人を助ける仕事をしている。

しかし、助けても苦しめていたら・・・

自分も日ごろの行いを正していかないと、と思った。