またまた保江邦夫さんの動画を見て思ったことを書きます。
今回の動画は、差取りの事です。
保江先生は、差取りとは、相手と同じ意識、同じ気持ちになることにより、相手の気持ちを誘導できる、というものです。
確かに、相手が悲しい時に一緒に悲しくなるとか、相手が泣いている時に自分も同じ気持ちで泣くと、相手は心から癒されるのかもしれません。
相手の喜怒哀楽に同調するのだそうです。
そして、保江先生は、相手の行動パターンを真似てみることで、相手の気持ちを誘導できると言います。
それなら、DVの旦那さんの行動を奥さんが真似たら、どうなるんでしょう?
夫 何やってんだ!
妻 何やってんだ!
夫 てめえ、殴られたいのか?
妻 てめえ、殴られたいのか?
夫 妻を殴る
妻 夫を殴る
夫 ますます激昂して妻を殴る
妻 ますます激昂して夫を殴る
夫 包丁を持ち、妻を脅す
妻 包丁を持ち、夫を脅す
夫 妻を包丁で刺す
妻 夫を包丁で刺す
このような展開になる可能性もありますね。
なぜなら、DVのお舅に、私は口答えしたことが一度あるのです。
口答えするというのは、お舅と同じような感情になることです。
すると、お舅はますます激昂して、殺すぞと言ったのです。
そこで私も同じように、こっちこそ殺すぞ、と言ったら、本当に殺し合いにまでなっていたかもしれません。
なので、相手と自分が同じ気持ちになるのは、喜び、悲しみ、楽しみの感情はとても良いことだけれど、相手の怒りの感情と同じになることは大変危険であると、私は思いますね。