私の実家の隣は、亡き父の姉夫婦の家だ。
つまり、私から見ればおばちゃん夫婦の家なのだ。
今では、おばちゃん夫婦も亡くなり、一人息子は県外で暮らしているので、空き家となっている。
昔、私が子供の頃は、よく隣のおばちゃんの家から、賑やかな笑い声が聞こえてきていた。
同じ市内に住むおばちゃんの姉妹は、かわるがわるおばちゃんの家に遊びにきては、賑やかに茶飲み話を繰り広げていたのだ。
姉妹が近くに住んでいると、こんなにも賑やかでいられるものなのだなぁと羨ましかった。
そんなおばちゃんの家は、今は誰もいなくなり、ただ家だけが静かに建っている。
永遠に続くかのように思えた、あの賑やかな日々も、いつかは無くなってしまう。
時代の流れ、なのでしょうが。
全ては分からないくらい少しずつ移り変わり、やがてはみんないなくなってしまうのですね。
あとに残る子供達に託して。
私達の家も、娘達がいた頃の賑やかな時は過ぎ、今は旦那と2人きり。
あと○○年すれば、私も旦那もこの家も無くなるでしょう。
これが時の流れというものなんでしょうね。
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