私は今アルバイト中だが、その中にA子さんという人がいる。
彼女と私は、席が隣という事で、色んな話をする。
だが、私は、彼女といると、なんとなく気詰まりを感じるのだ。
一緒にいてホッとできないし、いつも気を使ってしまうのだ。
A子さんの雰囲気は、クールで、少し気難しく、かといってキツイわけでもない。
だが、そこに、何か厳しさを感じる事がある。
この間、A子さんから、ある種の人と知り合いだという話を聞き、なるほどと思った。
やはりそうだったのか。
A子さんは、ずっと一人で生きてきて、世間の荒波に揉まれ、強くしぶとくならざるを得なかったのだろうと思う。
私の同僚の中に、元ヤン上がりかなと思う女性がいる。
そういうのは、雰囲気とか話し方で分かってしまう。
その女性は、A子さんを見抜いており、A子さんを一目置いている。
やはり、自分と似たようなタイプはすぐにわかるのかもしれない。
私は、A子さんとも元ヤン上がりの女性とも、親しくはならないだろう。
それは、自分の本能、魂がそう感じるからだ。
A子さんは、なにかとある集いに私を誘うが、私は義理で一度くらいは参加しても、あとは続かないだろうし、深入りしたいとは全く思わない。
そういえば、1年前、同僚のB子さんから、よくA子さんと仲良くできるねぇ、と言われた事がある。
B子さんは、A子さんに無視されてから、A子さんを避けていたのだ。
なぜか2人はお互いに嫌いあっていた。
B子さんはガサツで、誰にでも話しかけ、言いたいことを言い、陰で文句や悪口も言い、不真面目でいい加減な人だった。
だが、どこか憎めない人でもあった。
B子さんの雰囲気には、クールな所や厳しさはなく、不良ぽい所もあるが親しみやすさもあった。
A子さんは、B子さんのいい加減さや控えめのなさに我慢がならなかったのだろう。
だとしても、B子さんを無視するなんて、私からみたらあり得ない。
A子さんもB子さんも、私からすれば、アウェイな人たちなのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます