大阪市大理学部附属植物園(通称 私市植物園)の有名なメタセコイアとラクウショウが綺麗に色付いています・・・
というお知らせを見て、矢も楯もたまらず行ってきました。
本当はもっと晴れた日に行ければよかったのですが、勤め人の悲しさ・・・やっと行けた土曜日は思いっきりどん曇り。
それでもいつものメタセコイアが明るい褐色に色づいているのを見るとテンションが上がります。
地面にはメタセコイアの落ち葉が厚く降り積もり、歩くとふんわりと沈み込みます。
気持ちがいいので、意味もなくぎっちぎっちと踏みしめて歩き回ります。
あ、実が落ちていました。
少し前にさざんかさんも紹介してくださっていましたが、松かさよりはうんと小さくて可愛いです。
ちなみに、ラクウショウの実は台所の油汚れのようにネチネチなので、絶対拾いません。
いつものラクウショウの池。
光が欲しい・・・
でも見上げると、落羽松の名の通り、羽のように細かく切れ込んだ葉が美しいです。
一見、複葉に見えますが、小さい葉が沢山並んで一枚の葉のように見えているだけなんだそうです。
ちなみに、この写真では分かりませんが、ラクウショウの葉は互生。
メタセコイアも同じような葉の造りになっているそうです。
ラクウショウと異なり、こちらは葉が対生。
おや、上の写真の右上の方ちょっと雰囲気が違いますね。
トリミングしてみたらこんな感じ。ひょっとして花でしょうか。観察を続けたいと思います。
こちらは乾燥地の植物ゾーンから見たメタセコイアです。
冬でも元気に咲いている白い花は、アツバキミガヨラン(ユッカ科)。
北米南部の乾燥地帯に分布する植物で、初夏と秋に咲くそうです。
花のアップ。
青空だったらもっときれいなのでしょうが、十分見ごたえあり。
最後はメタセコイア/ラクウショウから離れましたが、今回も十分楽しめました。
後は雪のラクウショウの写真が撮りたいです・・・
(つづく)
【撮影:2019年12月7日 大阪市大理学部附属植物園】