なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

いざコウノトリのいで湯へ!~城崎・天橋立紀行(1)

2019-12-21 05:49:28 | お出かけ

思えば去年の今頃、伊勢志摩一人旅に出かけて一年の疲れを癒していました。
今年は、出張とはいえ岡山に行ったし、もう機会はないかなと思っていたのですが・・・

ジャジャーン!
 



行ってきました! 城崎温泉。

星夫の「どっか温泉でも出かけてきたら?」というやさしい言葉に飛びついて、急きょ大好きな城崎温泉に行くことにしました。
実は今年の7月初め、大きな仕事が終わった自分へのご褒美に城崎温泉一人旅に出かけました。
その時の外湯の気持ちよさが忘れられず、今回また行くことにしたのです。
前回は夕方から外湯に出かけたので、そこそこ混んでいたのですが、今回は朝いちばん、空いてる時間帯を狙っての城崎行きです。

駅前の飲む温泉。見ただけで温泉気分が高まります。



駅前通りは海産物店やお土産屋さんが沢山立ち並んでいます。
特にこの時期の城崎と言えばカニ!
これでもかとカニの並ぶ店先に、多くの観光客が群がっています。



                

駅前通りを突き当たると、ヤナギの立ち並ぶ風情のある川沿いの道に出ます。
この通り沿いに温泉宿が立ち並び、夏に来たときは浴衣に着替えてカランコロン下駄を鳴らしてそぞろ歩きました。
(履き慣れないので、大きな血豆ができてしまいました・・笑)
今は寒すぎてとてもそんな気にはなれません。



ここらでちょこっとだけ城崎温泉のご紹介。
城崎温泉は兵庫県豊岡市城崎町にある歴史の古い温泉です。
以下、Wikipediaの受け売りなので、読み飛ばしてくださいね~
・奈良時代以前:舒明天皇時代の629年、コウノトリが傷を癒していたことから発見(開湯伝説)
・奈良時代:717年に訪れた僧侶、道智が千日修行を行った末に湧出したことが城崎温泉の始まりともいう。
・江戸時代:温泉番付で西の関脇にランクイン。最高のもてなしで大いに栄える。
・明治時代:一時不況になるが日露戦争の傷病兵のための寮養所で盛り返し、その後「城の崎にて」を書いた志賀直哉など文人墨客に愛される。
・大正時代:1925年の北但馬地震で全焼するも、温泉があったので客足が途絶えず。現在の木造の建物はその時復興した建物が多い。
・昭和時代:内湯ができるとともに、外湯巡りが盛んになり、現在の城崎温泉の形が整う。

通りにあった飛び出し坊やならぬ、飛び出しコウノトリ。可愛い・・・


柳通りの突き当りにある王橋のたもとにも飲泉場が・・
美味とはいいがたいのですが、胃腸にいいということなので、少しだけいただきました。塩辛い・・・
            

ここから川を離れ、お土産屋さんや食べ歩きの店が並ぶ湯の里通りを通ります。
その突き当りを少し右に入ったところにあるのが、コウノトリが傷を癒した湯、「鴻の湯」です。
まずこちらに入ることにしました。



城崎温泉には7つの外湯があり、「外湯1日入浴券」(1300円)を購入すると、これらの外湯に何度でも入ることができます。
私も鴻の湯でこの一日入浴券を購入!
QRコードが付いており、外湯の入り口にある読み取り機にかざすことで入場できます。
なんとハイテク!
(ちなみに、城崎温泉で宿泊すると、もれなく入浴券がいただけます)

さて、鴻の湯ですが、庭園の中に露天風呂があり、湯に浮くカエデの落ち葉を眺めながらのんびりとお風呂に入れました。
ひんやりした空気の中で熱いお湯に浸かれるのはなんという贅沢なんでしょう。
上がった時には冷えていたからだがぽっぽと温まっていました。
                 


(つづく)

コメント (11)
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