風の道を通り、やっと終点下津井まで到着しました。
私のイメージでは、下津井の古い街並みを散策しつつ、美味しい名産をいただき、お土産屋さんなど冷やかして・・・
と思っていたのですが、歩いている人はゼロ。
見たところ、食堂も、お土産屋さんも見当たらず。
とりあえず、どこか食べるところはないか探して歩き始めました。
下津井瀬戸大橋は港のどこからでも見えます。
てくてくてくてく
ますます瀬戸大橋が綺麗に見えてきました!
やっと一軒、食堂を見つけました。
引き戸を開けて入ってみると、意外にオシャレなカフェで、中は混み合っています。
そして、中にいる人全員がカレー食べてる・・・
私も迷わずカレーを注文! 地元名産のタコのから揚げがのったタコカレーでした~
セットのサラダと飲み物もついておいしかった!
目的地の、「むかし下津井廻船問屋」はすぐ近くでした。ラッキー!
ここ下津井は天然の良港で、北前船の寄港地だったそうです。歴史に疎いので、なぜ瀬戸内海に北前船?
と思いましたが、日本海側を下関まで南下し、瀬戸内海を通って大坂に行く航路だったとのこと。
なるほど!
風待ちのために下津井に滞在した人をもてなす宿や遊郭などが付近にあり、今も風情のある通りが残っています。
ここからバスに乗って鷲羽山展望台に向かいます。
バス停から近い第二展望台からの光景です。こちらのつり橋は下からも見ていた下津井瀬戸大橋。
橋の下にはJR瀬戸大橋線が通っており、岡山から高松まで1時間で行くことができます。
ハゼノキが綺麗!
第一展望台に移動します。こちらは鷲羽山の山頂の近くです。
山といっても、海抜133m・・・下の写真が山頂です。
でも海を見下ろす光景は絶景です。
瀬戸大橋は瀬戸内海に浮かぶ島を6つの橋でつないで、本州岡山と四国香川を結んでいます。
岡山側からみると、手前が下津井瀬戸大橋のつり橋、その向こうが櫃石島と岩黒島を結ぶ櫃石島橋、
さらにその向こう側が、岩黒島と羽佐島を結ぶ岩黒島橋で、この2つは完全に双子の斜張橋だそうです。
すごく美しい景色に癒されました。途中の草花にも・・・ツリガネニンジンとヤクシソウです。
もう少ししたら夕日が見られるのでしょうね。でもそろそろ帰らないといけません。
鷲羽山頂から反対側を見ると児島側の海。
再びバスに乗って児島に戻ります。
児島は知る人ぞ知る、ジーンズの町・・・
何気ない通りですが、たくさんのジーンズ屋さんが軒を連ねています。
お店をのぞいてみたら楽しかったのでしょうね~
でも時間もないので、今回はインディゴブルーの入った青いソフトクリームを食べただけで駅に戻ることにしました。
なんと駅にも・・・
楽しかった一日が終わりました。
山頂から夕陽を見たら綺麗だったでしょうね~
代わりに、前日泊まった宿から見た瀬戸内の夕陽でお別れです。
ながながと読んでくださって、ありがとうございました!
(おしまい)
【撮影:2019年11月16日 下津井・鷲羽山・児島】