節分頃に行ったときは冬枯れだった植物園。
それがちょうど一カ月後の雛祭りに行ったときには、ピンクや黄色の春の花が一杯!
特に、あちこちで花だよりを目にするようになったこちらの花。
そう、この明るいピンクの桜は・・・
そう、カワヅザクラです。
静岡県河津町で1955年に発見されたサクラが原木で、河津桜と命名されました。
「オオシマザクラとカンヒザクラの雑種にさらにカンヒザクラが交雑」した栽培品種だそうです。
(Wikipediaより)
確かに、花の形はオオシマザクラ、色と咲く時期はカンヒザクラの特徴を受け継いでいるようです。
今、じいちゃん庭ではカンヒザクラが満開ですが、まさに同じ時期ですね。
全体はこんな感じで決して大きな木ではありません。
それでもこれだけ存在感があるのですからさすがです。
宇治市植物公園には数本の木があり、どれも満開でした。
河津桜を初めて目にしたとき、春に商店街などで飾られている桜の造花を思い浮かべました。
典型的な春の桜のイメージそのものということなのでしょうね~
ソメイヨシノは白に近い淡いピンクなので、飾るには少しインパクトが薄いのでしょう。
スイセン越しのピンクも素敵です。
もう一種類、早咲きの桜が咲いていました。
こちらです。
こちらは樹名板によると「タイリョウザクラ」(大漁桜)です。
オオシマザクラとカンザクラの交雑種だそうで、やはり早咲きです。
蕾は下を向いているので、カンヒザクラの系統かと思いましたがカンザクラなんですね。
ということで、花が咲いているところを選んで撮りました。
カンザクラと言えば、宇治市植物公園ではありませんが、JR桃山駅構内のカンザクラが有名です。
早咲きで可愛いピンク色。
2月中旬から咲き始め、末にはびっしりと花を付けていました。
用事を済ませて帰る頃の全体像です。
夜ですが駅のライトに照らされて、花付きはご覧いただけると思います。
多分、カンザクラの一品種だとは思うのですが詳細は不明です。
正体はわかりませんが、この季節、駅を利用する人の目を楽しませてくれます。
駅の改良工事の時に、バッサリと幹や枝を切られてしまい、枯れるのではと心配しました。
でもこうやって立派に生き延びてくれて、とてもうれしいです。
桜切る馬鹿と言いますが、うちのダンチオウトウといい、なかなか逞しいですね!
明日も宇治市植物公園の続きです。
まだまだ咲いていました~
【撮影:2024/3/2 宇治市植物公園】