少しは雨が小降りになってくるかと思ったのですが・・・
右側の木はしだれ桜。
行ったのは17日で、20日からしだれ桜夜間開園なのに、蕾が堅いです。
でも左側にはピンクの花が沢山。そして奥には鮮やかな黄色いハナナ。
あのピンクの花は見なくては!
あれ、メジロのお腹が写ってた!
この可愛らしい桜はシュゼンジカンザクラ。
原木は静岡県伊豆半島の伊豆市・修禅寺境内にあり、カンヒザクラとオオシマザクラの雑種。
このピンク色で下向きに咲く花の形は、カンヒザクラの血が入っている証拠ですね。
それにしても、大雨なのにメジロが沢山!
でも傘を差しながらの撮影は難しくて、沢山いたメジロに翻弄されました。
何とか撮れたサクラジローたち・・・
人がほぼいなかったのと、メジロが桜に熱中していたので、じっくりと見られたのは良かったです。
前に満開だったカワヅザクラはすっかり花が終わっていました。
この時に咲いていたのは・・・
む、寂しすぎの花ですが、咲き始めのアーモンドの花。
雨がますます強まってきました。
遊具のある広場、当然ですが人影はなし。
ペーター君、雨に濡れて寒そう~
あれ、こんなところにザ・マンサクが。
まあ、雨は嫌だけど花の色は鮮明です。
また別の桜を発見しました。
ズームで見ると・・・
色は淡いピンクですが、咲き方は先ほどのシュゼンジカンザクラ同様少し下向き。
樹名板を見ると、「オオカンザクラ」。
埼玉県川口市安行に原木のある、オオシマザクラとカンヒザクラの交雑種だそうです。
ううう、写真にまで雨が写ってる。
さらに進むと・・・
ハナナが満開!
そして奥の方に桜っぽい花が。いえいえ、ここにあるのは桜ではなくて・・・
はーい、分かる人!
葉が出たらすぐに分かるのですが・・・
まあ、萼も鮮やかな赤紫なので、分かる人は分かるかも。
答えは、ベニバスモモです。
宇治市植物公園には大きなベニバスモモの木が結構沢山あり、実のシーズンは見事です。
この時期に咲き始めるのですね。
あれ、あそこにもサクラが。
最初に見たシュゼンジカンザクラにも少し似ているような・・・
それもそのはず、カンザクラでした。
もう想像がついていると思いますが、こちらもオオシマザクラとカンヒザクラの雑種。
花だけみても区別がつかないです~
お隣には、前から咲いているベニバナアセビがまだまだ元気です。
ここで春のゾーンはおしまいです。
この先にはタペストリーの広場。
振り返って、階段。
通称ミモザ、ニセアカシアがまだまだ綺麗。
雨は嫌ですが、花は元気です。
ミヤマウグイスカグラは、まるで星の三姉妹ですね。
体が濡れて寒かったので、温室に入った後、メガネもカメラのレンズも曇りが全くとれず・・・
結局、写真は撮らずに、トータル30分の散策を終えました。
お粗末様でした~
【撮影:2024/3/17 宇治市植物公園】