宇治市植物公園の温室は、何度もご紹介しているようにいつも何かしら楽しめます。
特に3月上旬はまだまだ寒い日が多く、お助け避難場所にもなっています。
ということで、今回駆け足かつレンズ曇る~とぼやきながら撮った写真、少しだけですがどうぞ。
また科当てということで、名前を後にしますね~
ヒメアリアケカズラ(キョウチクトウ科アラマンダ属)
花はアリアケカズラにそっくりですが、ツルではなく木です。
お次、花はミカンの花のようですが、こんなにまとめて付くのは珍しい。
こちらブッシュカン(仏手柑;ミカン科ミカン属)です。
実は以前もご紹介したことがありますが、まるで手のような形の実になることから名付けられました。
実はこちら(クリックしてください)→
一つの花が一つの指になるのかと勘違いしましたが、普通のミカン同様、花一つに実一つです。
また、この実は切っても中は綿のようになっており、いわゆる食べられる袋はありません。
香りはすごく高いようで、縁起物につかわれるそうです。
ベンガルヤハズカズラ(キツネノマゴ科ヤハズカズラ属)
ほらね、大きくてもちょっとキツネノマゴ科っぽい花でしょ。って無理やり~
ユーパトリウム(キク科コノクリニウム属)です。
西洋フジバカマという名前で流通しているようですが、フジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属)とは別属。
でもヒヨドリバナ属=ユーパトリウム属なので、ちょっと混乱。
以前ユーパトリウムはヒヨドリバナ属だったそうですが、新分類で変わったそうです。
ややこしい!
パボニア・インテルメディア(アオイ科パボニア属)
確かに、アオイ科と言われればそんな感じですね。
雄蕊の灰青色と紅色の苞の組み合わせがとても似合っています。
花は見覚えがなくても、この木肌に見覚えはないでしょうか。
木から直接花がついているのが特徴的。つまり、実も木に直接付きます。
ジャボチカバ(フトモモ科プリニア属)です。
実は前にトロピカルフルーツ雛の新作としてご紹介しました。
何度も写真に撮りましたがこんな感じ。
フトモモ科の実は美味しいものが結構あるようですが、これも美味だそうです。
2021/1 宇治市植物公園
ぱっと見、分からないのですが・・・
全体を見ると、属名はわかりそうです。
こちら実は名札がありませんでした。パイナップル科アナナス属ということで・・・
前に通行止めになっていた橋、今回は渡れるようになっていました。
両側には、いつも咲いているピンクの花。
ベゴニアの仲間(シュウカイドウ科シュウカイドウ属)ですね。
園芸品種かもしれません。
雌雄異花同株で、こちらは雄花
こちら、右側と下が雌花です。左側にあるのは雄花のようですね。
最後はこちら。
フレイキネティア・ムルチフローラ(タコノキ科ツルアダン属)です。
例によって全く覚えられない名前ですが、タコノキ科というのは意外でした。
今回はここまで。
暖かくて、沢山花が咲いている温室、ホッとしますね~
【撮影:2024/3/2 宇治市植物公園】