春の色は何色?
桜のピンク色、それともスプリングエフェメラルの白?
もちろんそれもあるのですが、ビタミンカラーの黄色い花は春の到来を告げてくれます。
ハーブ園のサンシュユ、前に行った時はまだモスク型の冬芽でしたが・・・
先がパッカリ割れて黄色い火花のような蕊が飛び出しました。
ミズキ科ミズキ属、別名ハルコガネバナ。
よく見ると、去年の赤い実が残っていました。
新旧交代劇です。
そして、花はというと、こんな風に4枚の花弁が反り返り、4本の雄蕊が見えます。
満開のハナナを見ながら園路を進むと、昨日ご紹介したカワヅザクラが見られます。
ところ変わって、花と水のタペストリー。
こちらはなぜか先月よりちょっと色が薄くなっていました。
2月から寒い日が続いたからかしら。
でもここには楽しみにしている花が・・・
さて、咲いているでしょうか。
あ、少しだけですが咲いていました!
そう、前に粒々の蕾だったギンヨウアカシア、ふわふわポンポンの花が咲き始めていました~
毎年見ていますが、やっぱりいいですね。
ギンヨウアカシア(マメ科アカシア属)は俗にミモザと呼ばれることがあります。
ミモザの日ってご存知ですか?
これは3月8日の国際女性デーのことで、そのシンボルがミモザ。
この日に幸せの黄色い花ミモザを、頑張ってる女性に贈るといいそうです。
元々、ミモザは男性から女性へ感謝を伝える花として親しまれていました。
冬が終わり春が来ることを象徴するミモザが、女性活躍のシンボルになるというのは意味深いですね。
ミモザを楽しんだあと、前に少しだけ咲いていたあの木を見に・・・
アセビが満開に!
萼が赤いものと、黄緑色のものがありますが、こちらでは全部赤系です。
アカバナアセビとのコラボ!
赤い方も満開です。
いや~、ビタミンカラーで元気をもらい、紅白でおめでたい気分になりました!
明日は少しだけ見た温室の花です。
出さないとお蔵入りになりそうなので、ちょっとだけ出しておきますね。
【撮影:2023/3/2 宇治市植物公園】