なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

京都ちょこっと散歩~平安神宮神苑 風鈴祭り(前編)

2024-08-03 05:40:50 | お出かけ

暑いなあ・・・こんな季節、去年はどこに出かけたんだっけ?
そう思って、過去の写真フォルダを探すと、風鈴の写真を見つけました。
風鈴かぁ、去年は確か東福寺と萬福寺に行ったなあ。
でも、今年はどうもやっていないようです。
近場で見られる場所は・・・と検索して、平安神宮と三十三間堂を発見。
修学旅行か!と自分で突っ込みましたが、考えてみたらもう何十年も行ってません。
こんなに暑かったら行く人も少なかろうと、行ってみることにしました。
(ブログネタニモナルシ・・・)

地下鉄東西線で東山駅下車。そこから三条通を東進、神宮通で左折すると大きな朱塗りの鳥居が見えます。
鳥居をくぐってしばらく進むと、応天門に突き当たります。


左手のセンサーで水の出る手水で手を浄め、応天門をくぐります。
  

門をくぐるとそこはだだっ広い広場のようになっており、その奥に建物が見えます。
この建物は、外拝殿である大極殿です。
見にくいですが、左右の建物は左が白虎楼、右が蒼龍楼といいます。


普通の神社とは少し様子が違いますよね。
それもそのはず、平安神宮は平安遷都1100年を記念して1895年に創建された神社なんです。
ご祭神は平安遷都を行った桓武天皇。京都市民全体の氏神とされたそうです。
皇紀2600年にあたる1940年には、平安京最後の天皇、孝明天皇が祭神に加えられました。
大極殿は、平安京の正庁・朝堂院の大極殿にならって建てられたものです。
(平安神宮ホームページより)

それにしても暑い!見ての通り全く日陰がないので、参拝も早々に、目的の神苑に向かいました。
神苑入り口は左手の白虎楼です。
入苑料を支払って中に入ると、木々が繁り、気温も少し下がったような気がしました。


神苑の説明も、平安神宮のホームページからお借りすることにします。
「明治時代の代表的な日本庭園として広く内外に知られている平安神宮神苑は、社殿を取り囲むように
東・中・西・南の四つの庭からなっています。総面積約33,000㎡(約10,000坪)の広大な池泉回遊式庭園で、
明治の有名な造園家7代目小川治兵衛らの手になるものです。」
思った以上に、すごい庭園でした。

それにしてもクマゼミがうるさい・・・
外国人ファミリーが熱心に写真を撮っていました。


入ってすぐのところは南神苑。
残念ながら今の時期はほとんど花がありませんが、春になると梅や桜が美しく咲きそうです。
わずかに咲いていたのが・・・

カワラナデシコ


オミナエシ


キキョウですね。
お気づきでしょうが、こちらには秋の七草が植えられていました。

唐突に表れたのが京都市電。


 なんと、重要文化財なんだそう。(クリックすると説明が読めます)

花はありませんが、ナギがありました。やはり、神社にナギは付き物なのですね。


南神苑の池です。4つある池の中では一番小さいです。


祇園祭の花、ヒオウギが咲いていました。


茶寮 澄心亭を左手に見ながら進むと


そこが西神苑です。比較的大きな池があります。


奥に見えているのがハナショウブ。
当然今は葉だけですが、花が咲いていたら風情があるでしょうね。
今の時期は手前のスイレンが見頃。




コウホネも咲いていました。


アオサギも歩いていました。


ここから次の中神苑までの道はまるで林の中を歩いていくかのようです。
涼しいと感じるくらいで、人もほとんどおらず、まさに穴場。
時折出会う人もほぼ外国人観光客のみでした。


これでやっと半分。肝心の風鈴もまだまだ先。
タイトルに偽りありですが、明日は載せますのでお待ちくださいね。

【撮影:2024/7/20  平安神宮】

コメント (10)
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