残暑と言うには暑すぎる山田池公園、後編です。
ここから先は池から少し離れて水生花園からモミジ谷を通って花木園に向かいます。
睡蓮池は時間が遅すぎてぴったり花が閉じていました。
でも目を反対に向けると・・・
もう花は終わりと思っていたミズカンナ(クズウコン科ミズカンナ属)がなんとまだ咲いていました!
北米・熱帯アフリカ原産で、葉がカンナに似ていることから名付けられました。
紫の花と、実が混在しています。
全体が白い粉を吹いていますが、紫の花は結構可愛いです。
よく見ると、左の方にはカマキリの子供(by GL先生)、右にはクマバチがいました。
やっぱり虫は元気ですね。
この辺りは水が流れており、水生植物が生き生きと咲いています。
ヒメガマ(ガマ科ガマ属)です。
あ、シジュウカラ!慌ててカメラを向けましたが、ボケボケ。
楽しみにしていたサワギキョウ(キキョウ科ミゾカクシ属)。
少なくなっていましたが、遠くにほんの少しだけ花が。
少なくなった理由は歴然。
手前の方にびっしりとセイタカアワダチソウが生えていたのです。
以前は全体に沢山サワギキョウが咲いていたはずなのに、ショック!
仕方がないので、隙間から遠くにわずかに咲いていたサワギキョウを写しました。
それとミソハギがすごく増えていましたね~
植物にも栄枯盛衰、勝ち組・負け組があるんでしょうか。
嘆いていても仕方がないので先に進みます。紅葉谷のモミジ。
冬場は色々な小鳥がいますが、日が落ち始めるこの時間帯はカラスの声がするばかり。
奥山田川も今は川というより、草地になっていました。
そして、花木園方面へ。
これはすごい!
サルスベリがあることは知っていましたが、こんな満開のタイミングで出会ったのはお初。
嬉しくて沢山写真を撮ってしまいました。
サルスベリはミソハギ科サルスベリ属。
さきほどはミソハギが増えていると書きましたが、ミソハギ科は夏に強いのでしょうか。
それにしても、見事なばかりに満開でしたね~
ちょっと暑苦しい感じもしますが、この炎のような花はいかにも夏でいいですね!
改めて見直しました。
この後階段をひいひい言いながら登り、エノキの広場へ。
沢山のカラスが夕方のお食事をしているようでした。
でもカメラを向けると逃げてしまい・・・逃げ遅れたカラスをパチリ。
分かりにくいですが、やっぱり口をぱかっと開けてハアハア言ってました。
カラスは何かと嫌われやすいですが、普段は臆病ですぐに逃げてしまいます。
じっくり観察すると結構面白いですよ~
では今回の山田池公園はこの辺で!
お暑うございました。
【撮影:2024/8/13 大阪府枚方市】