それでは伊勢神宮遥拝所に向かいます!
いきなり石段
石段がどんどん続きます。しかも途中で崩れていて登りにくい所も。
せっせと上っていくと、ようやくこんな標識が。
よっしゃ~
右に曲がったら遥拝所! おや、左が東山トレイルなんですね。
ここからは石段ではなく、こんな山道。そしてついに・・・
やったー!この鳥居の向こう側が伊勢神宮ですね!
・・・全然向こうが見えない。木ばっかり!!
でも反対側を見ると
あれ、見えているのは京都市街?
中央に見えている森はなんでしょう。
わお~、手前には平安神宮の朱塗りの大鳥居、中央には京都御苑、向こうに左大文字の大の字が!
そうなんです。この遥拝所のすごいところは、京都御苑と伊勢神宮を結んだ線上にあることなんです。
ずかずか歩いていますが、ここはご神体の日御山。それを示す石柱の前にはお水が供えられていました。
神のおわす山、ここは伊勢神宮を拝むために最適な場所。
ということで、私もこの鳥居の前でしっかり拝みましたよ。なかなか伊勢まで行けませんので。
すっかり気分がよくなって帰路につきました。
途中、トレイルを歩いてきた団体さんとすれ違いました。
私と同年配か少し年配の女性方が賑やかにおしゃべりしながら登ってこられ、楽しそうだな~って。
少し羨ましくなりましたよ~
下りはあっという間。さっき参拝していなかった境内神社のひとつ
朱塗りの鳥居の神田稲荷神社を参拝しました。
本当に有名どころの神様は全部いらっしゃる感じでしたね。
最後に、こちら。
駐車場横の山際に石の鳥居が。
左手の白い立て札には、
「この鳥居は御山全体を拝むための鳥居です(ここから先は危険ですので入らないでください)」
と書いてありました。
ご神体である御山(日御山;神体山)を拝むための鳥居だったのですね!
近づいて手を合わすと、杉の間から日が射して、神秘的な光景にゾクゾクしました。
最後に少しだけ植物をば。
境内に登る石段の横にあったジュウガツザクラと
ナンテンのツヤツヤした実。
モノトーンの境内に色を添えてくれて、ちょっとホッとしました。
神様のパワーを浴びすぎて、少し緊張していたかも・・・
ここは秋のカエデの紅葉が素晴らしいとのことで、隠れスポットになっているようです。
今年はその頃に再訪して、南禅寺まで抜けてみたいです。
【撮影:2025/1下旬 京都市山科区】