この記録的な寒波で、ついに京都南部にも雪が降りました。
滅多にない機会だからと、雨用のブーツをはいてお出かけすることに。
目的地は、地元宇治が誇る世界遺産、平等院です。
京阪電車で宇治まで行き、宇治橋を渡ります。
見慣れた光景ですが
雪景色が珍しい。朱塗りの朝霧橋も白っぽく見えます。
宇治橋西詰の紫式部さんも寒そう~
小止みになっていた雪がまた降ってきました。
縣神社一の鳥居の左手の道が平等院表参道です。
9時少し前なので人通りは少なめですが、やはりチャンスとばかり平等院に向かう人の姿が。
平等院表門手前で拝観受付。
外で案内している係の人がスーツしか着ていないので、見ていても寒そうでした。
入ってすぐに目に付いたアセビの花。今年初見の花が、まさか雪とのコラボになるとは。
だんだん雪が強くなってきました。
鳳凰堂正面向かって右側から見たところ。
雪の鳳凰堂。
めったに見られない光景に、拝観者は拝むのも忘れてシャッターを盛んに押していました。
(もちろん私も・・・)
それにしても思ったより雪が強かったのですね。
風がそれほどでもなかったので、気になりませんでした。
国宝の鳳凰堂の前にある池は阿字池。そこをぐるっと回るようにお堂を拝観します。
屋根の上の鳳凰も寒そう~
いつもは本堂前の扉が開かれ、中におられる阿弥陀如来を外からも拝むことができます。
この日は申し訳なさそうに「雪が強い間は閉めさせていただきます」とのことで、閉まっていました。
そうこうしているうちに、少し雪が小止みに。
向かって右側の方まで回ってきました。
平等院のアカマツは見ごたえがありますが、この日はアイシングしたみたい。
さすがに指が冷たくなってきました。
向かって左側からのお堂を眺めた後、御朱印をいただき、平等院ミュージアム鳳翔館へ。
ここでは有名な雲中供養菩薩像や梵鐘、鳳凰一対(いずれも国宝)を見ることができます。
体を温め、外にでると雪が止んでいました。
明日も続きます。
【撮影:2025/2/8 宇治市】