一昨日、昨日は立春にふさわしく春の花をお届けしました。
今日からはまた季節を巻き戻して、先月末に行った京都府立植物園の様子をご覧ください。
朝の予想気温がマイナス2℃くらいだったので、シモバシラの霜柱ができていることを期待して出かけました。
到着は開園時間の少し前。地下鉄の階段を上って北山門の前までいくと・・・
あらら、雪がまだ沢山積もってるじゃないですか。
家を出たときはほぼほぼ雪は融けていました。京都駅もしかり。
その先の様子は地下鉄なので分からず。
9時になったのでとりあえず中に入りました。
植物生態園の園路を歩くと、両側に雪がびっしりです。
草はほぼ全て雪に埋もれ、わずかにマンリョウなどの木が顔を出していました。
まあ、これはこれで風情がないことはないですが・・・
池もこれこの通り。
おまけに晴れているので日向と日陰のコントラストが強すぎる!
まあ、そもそも何もないんですけどね(笑)
入り口にある、今咲いている花の案内板。
いつもは真ん中に地図があって細かく咲いている花が書いてあるのですが、今はこの通り。
それでも折角来たので、鳥さんでも探しましょうか。
同じような大砲レンズの方々が結構うろうろされていました。
紫色に紅葉したスズカケトラノオ。色があるだけで嬉しいです。
サラシナショウマの実のあと。種はもう落ちちゃってますね。
向こうに見える、枯葉の付いた木は・・・
「落ちない君」のヤマコウバシ(クスノキ科)でした。
前にあった説明板によると、雌雄異株なのに雌株しか存在せず、単独でも結実するそうです。
それより有名なのは、冬になっても落葉しないこと。
「落ちない」ことから、受験生の人気を集めているそうです。
近くにあった別の説明板。
ああ、アズキナシ(バラ科)の実が生っているようです。
頑張って空を向いてズーーーム!
こちらの説明板によると、ナナカマドの近縁なんだとか。
果実はいわゆる「ナシ状果」だそうですが、こんなに小さかったら鳥も食べていません。
あ、ノシランの実が瑠璃色に!
半分以上落ちてしまっていましたが、色づきが進んでいました。
こちらは雪に埋もれた実・・・寒そう!
フウの落ち葉をザクザク踏んでいきます。
生態園を出てしまいました。
え、これだけ?
肝心のシモバシラ、ありかも分からないほど、雪に埋もれていました(笑)
慰めるように、別の出口近くに黄色い花が・・・
お~、返り咲き、迷い咲きが大得意のヤマブキがぽつぽつと咲いていました。
なぜかこの場所だけいつも咲いています。
生態園脇の水路沿いに、アジサイの茶色い冬芽と、緑の冬芽。
妖精さんに見えるはずなんですが・・・
寒いので熱い飲み物でも飲みましょうかね~
森のカフェ方面に向かいました。
ピンクのツバキが綺麗です。
大芝生広場です。
寒そうですが、あちこちに雪だるまのあとが沢山。
一番降った翌日には、きっと沢山の子供たちが遊んでいたんでしょうね。
生態園には花も鳥もいなかったので、他の場所を歩いてみることにしました。
(つづく)
【撮影:2023/1/29 京都府立植物園】
気温と気候、タイミングがありますよね
私、シモバシラって言うとここって言うところがあり、
(ずいぶん前に、記事に載せましたね^^;)
見に行くんですが、今年、一回見れたので、
満足しています^^;
スズカケトラノオ
紫の葉、印象的、
これなら私も花後が分かりそうです^^;
「落ちない君」のヤマコウバシ、
今が、受験生、一番たいへんな時、
これは、受験生に喜ばれますよね。
勉強になりました🙇♂️
ノシランの実が瑠璃色、
先月、私の見る範囲だと、ほとんど落ちていたんです。
やっぱり、京都は暖かい?
でも、この雪景色、今年、こちら一度降っていないような。
丹沢も例年は、雪景色になるんですが、なってないんですよ!!
おはようございます。
雪が残る京都府立植物園、ちゃんと立派なブログ記事になっていますね。
ヤマコウバシの冬姿を見ただけで葉が落ちない、受験に落ちない、受験生に人気と続くくだりに感心しています。
散歩道の公園ではクヌギの木の葉がわんさかついていて、これもヤマコウバシと同じだなと思ったところでした。
なつみかんさん、おはようございます。
この前nakimoさんの記事で知りました。
あの時今年だったらきれいなシモバシラが見られたはずなのにってコメントしましたら、そう教えていただきました。
長年居た子ですが枯れてしまいました。
昨日今日と霜柱を見かけますが、
雪の絵はヤッパリ寒いですね>.<
ヤマコウバシって名前も知りませんでした。
山香ばしって書くんですね。
枝を折ると良い匂いがするとか。
日本にある雌株は全部クローンだそうです。
ソメイヨシノみたいですね。
葉が落ちないから、受験生に人気がある…なるほど。
天神様もびっくりですね。
ノシランの実、昨日みたんですよ。
微かに青くなっていただけでした。
そちらのはもうこんなに綺麗な色になって!
私もラピスラズリの色が見たいです。
見落としたかなと思って、記事を行ったり来たりしましたが、なかったようです。
ということは、明日に先送りされたのですね。
お目当ての探して、山道を行ったり来たりしたことがあります。
街でもお店を探して行ったり来たり。
その途中に思わぬ発見があったりして、楽しいものです。
なつみかんさんは、いつも見つけるのがお上手です。
書き忘れていましたが、肝心のシモバシラは、茎がほぼ雪に埋まって、ほとんど見えなくなっていました。
当然、霜柱なんて、あるわけもなく‥(T . T)
取り急ぎのお知らせです。
夜にまた皆さんのコメントにお返事しますね!
シモバシラのシモバシラの霜柱、見ることが出来なくて残念でしたね。
シモバシラの氷柱、もう6~7年以上前から一度は見たいと、何度も挑戦しました。
あけぼの山農業公園にシモバシラ植えてあり、冬の寒い朝には氷柱ができます。
強く冷え込んだ朝、風が弱く、雨や雪が降っていないなどの条件が揃うとみられるそうです。
ただ、氷柱は朝日に照らされると溶けだしてしまうので、早朝しか見ることができません。
この公園の開園時間は9時なので、3度ほど挑戦しましたが、見ることが出来ませんでした。
「落ちない君」のヤマコウバシが冬になっても落葉しないので、「落ちない」ことから、
受験生の人気を集めている話、初めて知りました。
同様に、関東では上野の大仏が関東大震災で顔が落ちて首だけになり、「もうこれ以上は落ちない」
ということで、合格祈願の大仏として人気だそうです。
本当にそうですね。
私は2回、京都府立植物園でシモバシラの霜柱を見ていますが、どちらも寒い朝ですごく沢山できていました。
同じ光景を期待しましたが、雪が積もると見られないことを学びました><
スズカケトラノオは育てやすいのか、年々生えている範囲が増えている気がします。
花の後(花殻)がいつまでも残っているので、よく目立ちます。
こんな赤紫の紅葉は初めてですね~
落ちないくん、今年も受験生の信仰を集めていたようですよ!
ノシランの実は今年は例年よりは少ない気がします。
じいちゃん庭の実は明らかに少ないです。
やはり気候によるんでしょうね~
そちらは雪が少ないのですね。
こちらももう終わりだと思っているのですが・・・
クスノキ科には、本家のクスノキのような常緑樹と、クロモジなどのような落葉樹がありますね。
さしずめ、ヤマコウバシはその中間ということなのでしょうか。
落ちないけれど、立ち枯れている!?
そういえば、今年はこちらでもコナラの葉が今でも沢山残っています。
クヌギはさすがに落葉し、銀色の冬芽が目立ってきました。
そろそろ春めいてきた気がします。
なんとシモバシラの霜柱は寒すぎてもダメなんですね。
朝にキンキンに冷えて、昼にはいいお天気になるような日がいいのかと思っていました。
雪さえなかったら、そんな日だったのですが・・・
もう一度リベンジに行こうかとも思いましたが、梅の誘惑に負けて、山田池公園にしてしまいました。
雪を見るのは、こちらではすごく久しぶりです。
積もってもせいぜい数センチ。
15センチ近く積もるなんて、まるで雪国みた~い!
と結構内心盛り上がっていましたよ!