植物生態園の続きです。
写真の整理をしてみたら、意外と紫系の花が多いことに気づきました。
ただ載せても面白くないので、花の一部クイズにしたいと思います。
(トリミングしてるので、ボケボケ写真ご容赦を!)
では第一問です。
多分見たことがあったら簡単かも・・・
全体はこちらです~
そう、ユキミバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)です。
そういえば、イセハナビも咲いていましたね~
この手の花の形は、キツネノマゴ科に比較的多いです。
スズムシバナも似ていますね。
では第二問です。
花の名前が分からなくても、科は分かるのでは・・・
では全体を見てみましょうか。
・・・まだ花はほんの一部しか咲いていません。
でもこの咲き方をみれば一目瞭然、アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属)です。
もう少ししたら、あちこちで沢山咲き始めると思います。
第三問です。
こちらもどう見てもシソ科。
ちょこっと「噛んだるぞ~」系の花ですね。
では、全体をどうぞ。
はい、こちらはナツノタムラソウ(シソ科アキギリ属)でした。
アキギリ属といえば、アキギリがありますが、アップで見た花は少しアキギリに似ていますね。
そもそも、アキギリ属の英名はサルビア属。
噛んだるぞ~に似ているのは当然でした。
第四問はこちら。
この模様、少し面白いですよね。見覚えがあるでしょうか。
こちらは、野生では個体数が少なく、林道建設や園芸用採取などで絶滅の危機に瀕しているそう。
なので、京都府でも準絶滅危惧種に指定されています。
でもしいちゃんのお庭では「増えて、増えて・・」と贅沢な悩みが。
植物園での生息場所も年々増えています。
はい、答えはこちら。
まだ咲き始めですが、カリガネソウ(シソ科カリガネソウ属)でした~
蕊がくるんと巻いているのが可愛いですね。
ピンクのカリガネソウも咲いていました。こちらは園芸品種なんでしょうね~
最後の問題です。こちらは何でしょう。
これもしいちゃんには楽勝ですね。
濃い紫、蕊蕊しいその姿。
全体はこちら。
はい、スズカケソウ(オオバコ科クガイソウ属)です。
こちら、絶滅危惧IA類(近い将来絶滅の可能性が極めて高いもの)に指定されています。
野生の花はほぼありませんが、栽培はあちこちでされており、ここ京都府立植物園でも毎年藪のように広がって咲いています。
ところでスズカケソウの名前の由来は、山伏の装束の鈴懸に由来する・・・
とありますが、調べてみたら「鈴懸」は上着のことのようです。
で、こんなふうにポンポンが付いた首からかけるものは、結袈裟というそうです。
「鈴」のイメージで間違われたのでしょうか。どう見ても、鈴懸はこの花と似ても似つきません。
いかがでしたでしょうか?
最後に、クイズにしなかった紫の花を2種類ご覧くださいませ~
キキョウ(キキョウ科キキョウ属)があちこちで咲いていました。
白い花がみたかったのですが、もう終わりかけになっていました。
こちらはワイルドガーデンで満開になっていたルリトラノオ(オオバコ科ルリトラノオ属)。
この花をみたら伊吹山にすごく行きたくなりました・・・
4回にわたって植物生態園の花を中心にご覧いただきましたが、明日は最終回。
残りの花をどどっと載せる予定です。
咲いている花のご参考にどうぞ。
【撮影:2021/7/17 京都府立植物園】
紫系の花涼しげでいいですね。でも、キキョウ以外ここにあげられた花は、どれも知りません。(スズムシソウとイセハナビは検索して見ました。イセハナビは可愛い花ですね。しかし何故にあの名前?)以前、タムラソウは図鑑で見たことがあって、刺なしアザミみたいなのは記憶にあったんですが、アキノタムラソウ、ナツノタムラソウのどちらも、タムラソウ本人には似てませんね。(何故にその名?…で、ついでに調べたんですが、牧野博士でさえ「不明」と言ったそうな。田んぼ周りや村にやたら生えてたからとか…?)花は、アキノ~はぱっと見の感じ、ダンギクを連想して、「噛んだるぞ~」のナツノ~はブルーセージとかに似ているなって思いました。…どちらにせよ、シソ科ですが…。カリガネソウもなかなかのユニークさんですね。触角の様な蕊は「生存戦略」(NHKEテレの深夜番組の「植物たちの生存戦略」ータイトル合っていると思いますがーは、何とも言えない可笑しさも面白さもあります)なんでしょうね。虫が入ろうとすると、花粉がつく、とかの。しかし、カリガネソウという名前も判りません。かりがねという言葉はそこいらにあるお茶屋さんに「雁が音」というお茶があったりして目に耳にするんですが……はて?キキョウは一重の美しいキキョウですね。うちには、姉が母へと買って来た八重咲きのキキョウがあります。“麒麟”という名前がついてますが、五弁が重なって十弁になっているので、私は“十兵衛さん”って呼んでます。(うちに来たのが去年なんで)一昨日あたりまで数輪綺麗に咲いてましたが(何でか…先祖返りなのか、一重も咲いてました)もうだいたい終わりです。去年は伸びるだけ咲かなかったんですが…。あ、スズカケソウ。…山伏さんの両肩から前に下がっているのに付いているあのポンポンのようなのを言うんじゃないんですか?!スズカケの木もあるし、てっきり“あれ”だと…。え~~っ?!法衣の名称なんですか。…じゃあ、ポンポンは、“すず”?…世の中まだまだ判らないことだらけで面白いですね。
また、長々×3と某ばっは氏のスピーチの如くですみません。では。
まーったくそんな知識はないですよ。
答えがあるから、偉そうに書いているだけです^^;
スズカケソウとカリガネソウ、正解おめでとうございます!
クイズを作っている本人も、あのトリミングした写真だけでは分からないかもです。
明日は花が沢山でてきますので、のんびりご覧くださいね~
(クイズではありません・・・笑)
今日も見てくださってありがとうございます!!
しかも、クイズ仕立てにしたので、分かりにくかったと思います。
紫の花をみたら、ちょっと思い出してくださったら嬉しいです。
この中では、アキノタムラソウはよく咲いていると思います。
カリガネソウはピエロさんとしいちゃんのお庭にありますよ~
キキョウとルリトラノオ、最初に持ってきたらよかったですね~
ルリトラノオは写真がひどすぎてどうしようもありませんでした^^;
ピエロさんのお宅でも、カリガネソウは増えて増えて・・・なんですね。
なのに、野生では絶滅危惧・・・
難しいものですね。
花の柄がちょっと和風でお気に入りです。
あの模様があるのとないので、雰囲気が随分変わるような気がします。
ユキミバナもそうですが、植物って不思議ですね。
こんな雑な写真と記事をみてくださって、本当にありがとうございました。
一枚目、トリミングしたら蕊に全然ピントが合ってないのがバレバレでお恥ずかしい限りです。
でも自分では多少勉強になるので、これからも時々クイズ作るかも・・・
またアブリルさんのクイズもよろしくお願いします!!
全滅でしたか~
ちょっと難しかったでしょうか。
毎年京都府立植物園で同じ花をみていて、ブログがマンネリ化していたので、こんなクイズにしてしまってすみません。
今日のクガイソウ拝見しました。
一部だけをみたら、蕊蕊しいところがそっくりですね!
スズカケソウはクガイソウよりも色が濃い印象です。
タムラソウの秋と夏の見分け方、多分私も野生では分からないでしょう。
みんなアキノタムラソウと思っていました・・・
詰めがいつも甘いのを反省です・・・
今日は思い付きクイズにお付き合いくださってありがとうございました!
アキノタムラソウはあちこちで見かけるので結構自信があるのですが、ナツノタムラソウは名札がないと分かりにくいですね。
実際、ナツノタムラソウはここでしか見たことがありません。
(気づいてないだけかも・・・)
スズカケソウとカリガネソウは、特徴的なので、見たことがあったら分かるかもですね^^
毎年同じ投稿ばかりなので、ちょっと遊んでしまいました~
カリガネソウとスズカケソウしか分かりませんでした。
attsu1さんと同じです。
なつみかんさんの知識には付いて行けません。
アキノタムラソウなど、見せて頂いているはずですが、覚えられません。
参りました~。
紫系の花たちに期待してまたやってきました。
でもいきなりクイズと来たので頭が真っ白になってしまいました。
第一問から第五問まではさっぱりわかりません。
しっかり覚えました。
でも明日になるときれいさっぱり忘れていると思います。(*_*;
クイズにならなかったキキョウとルリトラノオは何とかわかりました。
先生!この二つを第一問と第二問にしてください。(笑)
うちにはカリガネソウそうがあるのでわかったのはそれだけ〜
確かに増えて大変です。
しいちゃんのところでは色々見ているけれどアップにすると違う花みたいで難しいね。
おはようございます。
残念ながら全滅でした。
全体の花を見せてもらっても、アキノタムラソウとナツノタムラソウは区別できないと思います。
蕊蕊しいのは、今日アップしたクガイソウかと思いました。
クガイソウをアップしながら、伊吹山に行きたいなと、同じことを考えていました。
残念な結果でしたが、クイズ面白かったです。
まず、ユキミバナ、これは知らない花です。
見たことも無い花でした。
アキノタムラソウは、見ますが、ナツノタムラソウは、散策範囲では無いんです。
分かったのが、カリガネソウ、
これは大好きな花なんで、分かりました^^
スズカケソウも、
しいちゃんのお庭で何度も見せてもらっているので、分かりました^^