なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

イチオシ!高山植物室の花たち~咲くやこの花館(4)

2025-01-10 05:20:24 | 植物

今からおよそ35年前、1990年にここ鶴見緑地で開催された国際花と緑の博覧会。
一番話題になったのが「ヒマラヤの青いケシ」でした。
終了後も残された咲くやこの花館では、その後もずっと年間通じて青いケシを見ることができます。
それどころか、めったに実物を見ることができない高山植物が色々!
高い山に登らずして見られるとあって、このエリアはいつも賑わっています。

それでは今回見られた花たちを順にご紹介しますね~



淡いピンクのコマクサ(ケシ科)



シナノナデシコ(ナデシコ科)です。



あれ、花名板を撮るのを忘れました。
シナノキンバイかと思いましたが、葉がちょっと違う。でも、仲間であることは間違いないです。
キンポウゲ科。



こちらはがっつり名札が写っています。ミチノクコザクラ(サクラソウ科)ですって。



こちらはレブンコザクラ(サクラソウ科)。
サクラソウの仲間は色々あるようでしたが、綺麗に咲いていたのはこの2種。



いつ行っても満開のクロユリ(ユリ科)。夏に北海道の平地で見たことがあります。



可憐な青紫の花は、エゾノハナシノブ(ハナシノブ科)。



これまた爽やかな淡いブルーの花は、エゾルリソウ(ムラサキ科)



レモンイエローが素敵! リシリヒナゲシ(ケシ科)です。



オオバナノエンレイソウ(シュロソウ科)です。
ここまでは、日本の植物。
中部以北しかも高山にしか咲かない花を大阪で見られてラッキーです。

その他にも世界の高山に咲く植物が見られました。



ザ・ヒマラヤの青いケシはありませんでしたが、同じ属のメコノプシス・ホリドゥラが咲いていました。



ご存知、エーデルワイスです。



どこかで見たことがあるという人も・・・
こちらはソバの園芸種「高嶺ルビー」です。原産地はチベットなんですって。



最後は優しいピンクで。アオイ科のスファエラルケアの一種なんですって。

この他に乾燥地植物室があるのですが、干支の展示はまだ準備中でした。残念!
ここは冬場はホカホカ暖かく、鮮やかな花が沢山見られるので、個人的には冬に行くのがおススメです。
レストランや売店もありますよ~



【撮影:2024/12末ころ 大阪市咲くやこの花館】

コメント (10)
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