昨日はモンスターの如く繁殖するクズを見ていただきました。
その前は、突然山科川に出現した空色のツユクサの群生も。
そこまで行かなくても、この間まで何もなかった空き地一面に花が咲くことがあります。
昔の思い出ではレンゲ畑などでしょうか。
あれは今から思ったら肥料にするために種をまいていたのですね。
今日ご紹介するのは、そうではなく自然に同じ種類の花が咲いている様子です。
まあ、道草日記の番外編とでも思っていただければ・・・
いつもの田んぼ、ようやく緑に見えるくらいにはイネが育ってきました。
その横の休耕地、遠目には緑一色ですが・・・
ポツポツ見える白い点は、ご想像通りシロツメクサです。
これは随分長く咲いていますが、さすがに少しお疲れ気味です。
それに代わって増えてきているのがこれです。
緑に緑の花なので分かりにくいですが、メリケンガヤツリ(カヤツリグサ科カヤツリグサ属)です。
北米・南米原産で、結構世界中に帰化しているようです。
地元でもよく見かけます。
じゃあ在来種がいないかというと、この隣の休耕田には在来のカヤツリグサがびっしり。
しかも、その隙間を埋めるように、クサネム(マメ科クサネム属)の葉が伸びていました。
こちら結構ユニバーサルに広がっている種類のようですが、在来種です。
さらに別の角度から休耕地を見たところですが、赤い点々が沢山見えます。
こちらはユウゲショウ(アカバナ科マツヨイグサ属)。
南米から北米に分布する帰化植物です。
メリケンガヤツリと故郷が一緒ですが、こちらは明治時代に観賞用として移入したもの。
庭に植えても違和感ないかわいらしさですが・・
大群生というほどではないですが、オッタチカタバミ(カタバミ科カタバミ属)も結構沢山生えていました。
オッタチカタバミはその名の通りカタバミそっくりですが背が高いです。
北米原産の帰化植物。
お隣の畑ではちゃんと作物が育てられています。
今はアカジソですね。
私は梅干しを自分で漬けたことがないのですが、梅干し用には少し遅くないのでしょうか??
後ろにはオクラ。黄色い花が咲いています。
ところがどっこい、二列作物が育てられている後ろはなぜか「雑草」が群生。
一番目立っていたのが、こちらのオオイヌタデ(タデ科イヌタデ属)です。
回りは何種類かのイネ科の雑草が取り囲んでいました。
群生とまではいきませんが、ヤブマオ(イラクサ科ヤブマオ属)が沢山生えている場所がありました。
今の時期、あちこちでヤブマオやカラムシを沢山みますが、目に付いたのが画像真ん中の虫たち。
出ました!ラミーカミキリです。
あれ~沢山食べすぎたのか、沢山出しちゃってますね。
どうしても上を向いているようにしか見えません。
お隣には、まだ小さいラミーカミキリ。ちびっこギャングですね!
枯葉に顔を突っ込んで何か食べているキジバト。
相当近づいても全然逃げません。
何か用?
最後は、帰宅途中の小さい空き地に「群生」していたゼフィランサスです。
これも増えますね~
一か所だけなので、道草の仲間には入れませんが、気になります。
それにしても腹立たしいのは、大切に育てているつもりのわが家より、こちらの方が沢山咲くのは何故!?
ということで、今回はお散歩で見た光景から、群生っぽいのを選んで載せてみました。
最後はオマケです。
暗くなってから買い物に出かけた途中の水路で見かけたホシゴイです。
ほぼ真っ暗なので、ぼんやりとしか写っていませんが、夜行性ということがよく分かりました。
(ここは昼間はよくコサギがエサ取りをしている場所です)
【2022/7/上旬~中旬 宇治市】
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違う方向に話が進み、微笑みながら
楽しませていただきました^^;
しかし野に咲く花あれこれに、こんなに詳しい人は、
植物博士でも中々いないのでは(@_@)
知っている花も多いのですが、観察力を持ってみているのと違いがあります。
だからこそ、ちびっこギャング ラミーカミキリや、
ちびっこホシゴイと出会えるんでしょうね^^
おはようございます。
イネも群生しています。
と写真を乗せているのかと思って驚きながら読みました。(笑)
まさしく道草日記の番外、群生編ですね。
群生するためにはある程度の場所が必要ですから、都会では群生したくてもなかなか植物の思い通りにはならないようです。
なつみかんさんのフィールドはそれだけ自然豊かだと言うことなんでしょうね!
最後は昆虫に鳥さんまでまんべんなく配置されて、植物だけではないぞ!とアピールですね。(笑)
ラミーカミキリもどんどん増えているようですね!
休耕地など広い場所が無いと、こういう情景は見られないので羨ましいです。
一時近くの公園に、アカツメクサやイネ科の植物がいっぱい生えて喜んでいたら、すっかり刈り取られてしまいました。
ユウゲショウは可愛くて好きなので、採って来て鉢植えにしましたが、翌年はひょろっと1本生えて来たきりでした。
本当にのびのびと外で咲くのにはかないません。
ラミーカミキリ、本当に背中の模様が目みたいで、こっちを向いているみたいですね。
こういう広い場所に行ってみたいです。
この頃、ご近所散歩ばかりしていました。
一見緑の草っぱらなんですけど、よく見るといろいろな花が群生。
しかも、少し前と変わってる!
ということで、皆さんに見ていただくことにしました~
レンゲ畑、あったらいいんですけど、地元ではもう見られません。
実家があった大阪の方の田舎の田んぼではまだレンゲを育てていて、春に見事な群生を見ることができました。
実家は売却しちゃったので、もう行くこともありません・・・
ラミーカミキリは、またか!でしょうけど、見るたびに可愛いので思わず撮ってしまいます・・
そう見えましたか、やっぱり(笑)
投稿してからそう思いました。
道草日記に登場する植物の中には、このように群生するものがあります。
この場所で言うと、春にはホトケノザ、ナズナが見事に群生していました。
シロツメクサは長いです。
地味~にスギナも群生してるんですよ。
それと、あまりありがたくないホソバツルノゲイトウが群生しかかっていました。
もったいない気もしますが、貴重な場所です。
これからも観察続けます!!
この場所は例外で、これ以外の場所は、次に行ったら刈り取られて・・・はしょっちゅうです。
まあ、私が道草日記のネタ場として重宝していたのが児童公園なのですが、そこは足の踏み場もないほどアレチヌスビトハギが芽を出していました。
さすがにそれはあんまりだと思っていたら、すっきりと除草されていましたよ。
子供は遊ばないのでしょうかね~
ラミーカミキリ、面白い模様ですよね。
イラクサ科の植物を見るたび、ついつい探してしまいます。
一度電車に乗ってきたことがあって、びっくりしました。
(逃がしてあげましたが)
それだけ田舎ということでしょうね~
今日もたくさんの雑草の群生が登場しましたね。
私たちが雑草と呼んでいる、野生化した植物たちの生命力は凄まじいですね。
本日、市の委託業者の方が来てくれて、わが家の前の土手の雑草の刈り取りをしてくれました。
5月に刈り取ったばかりなのに、2か月程度で再刈り取りと、凄まじい成長力です。
また、畑を借りて家庭菜園をやっている友人も、雑草取りに毎日時間を取られています。
それに引き換え、自宅で育てる園芸植物はなんと虚弱体質なのでしょう。
なつみかんさん家のゼフィランサスより、たくさん咲く野生のゼフィランサス。
人間同様、過保護に育てると生命力が弱体化するのかもしれません。
雑草と言っても、人間が勝手に分類しただけのもので、植物の世界では対等なのでしょう。
植物の世界も弱肉強食の厳しい戦いがあり、そこで勝ち残ったの者だけが生き残ります。
野生の動物や昆虫の世界も、人間世界も、弱いものが淘汰されるのが摂理かもしれません。
またまた、話が脱線してしまいましたが、以下の植物は私は知らないか、認識してません。
メリケンガヤツリ、カヤツリグサ、オッタチカタバミ、オオイヌタデ、ヤブマオ
ラリーカミソリの強烈な姿は一度見たら忘れません。よろしくお伝えください。(笑)
ほんとそうですよね~
咲いてほしい花は枯れてしまい、いわゆる「雑草」は所かまわず繁殖します。
でもそのおかげで、緑の野山があるわけで、これが全部コンクリートになったら味気ないです。
草刈りを市が頻繁にしてくれるのはいいですね。
うちの近くはせいぜい多くて2回程度なので、常に雑草だらけです。
去年の枯れたつるの上に、新しいつるが伸びてきて、あまり美しいとは言えない景色になります。
枯れた草が残っていたら、新たな芽も出にくいですよね。
ゼフィランサスの後日談。
わが家のゼフィランサスは思い出したように1輪ずつ咲いていたのですが、昨日みたら横に4本並んで蕾が!
私が文句を言ってたのが聞こえたのでしょうか^^;
過保護が良くないのは確かなようですね。
ところでninbuさんのラリーカミソリに、一人でウケてしまいました。
剃刀のラリーはコワいかも!