なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

智恩寺で知恵を授かる~城崎・天橋立紀行(5)

2019-12-26 05:49:45 | お出かけ

天橋立の続きです。
いよいよ天橋立を歩いてみましょう。
その前に、天橋立の入り口にある智恩寺にお参りです。

立派な山門を抜け・・・


重要文化財の多宝塔を横目で見ながら・・・


本堂にお参りです。
ここ智恩寺は、知恵の文殊として有名なお寺で、日本三文殊の一つだそうです。
残念ながらご本尊は秘仏で、今回は拝観できませんでしたが、せっかくなので、並んで御朱印をいただきました。
もうこの歳になると知恵を付けるより、知恵が抜けないようにしっかりとお参りしなくては‥

あらら、外にでるとまた結構強い雨が降っています。参りました。
天橋立は全長3.6km、遊歩道になっており歩きとおすことができるそうです。
今回もお天気がよかったらチャレンジしようと思っていたのですが・・・



どこまで行ってもこんな感じの松林が続き、花も咲いていないので(当たり前!)、早々に退散しました。
お地蔵様、赤い帽子とケープを着せてもらっていましたが、濡れて寒そうでした。


で、ここで一つ面白い光景に出会いました。
船を通すために動く、可動橋がちょうど稼働しているタイミングに出会いました。



折角なので、橋が戻るまで観察します。
上左→上右→下左→下右の順に閉じていく様子です。

 

 

普通に閉じていると全くわかりません。


ちょっと満足。最後に、知恵の輪灯篭を見学。
昔からあるもので、夜に燈籠の中に灯をともして船の標にしたとか、龍神を呼び寄せたとか言われているそうです。
あの天橋立ビューランドの土器投げの目標は、この知恵の輪灯篭を模したものだったんですね。



最後に自分へのお疲れ様で、来る時から目を付けていたお店で名物の「知恵の餅」をいただきました!
赤福よりさらにふわふわしてとても美味しかったですよ~



            

今回の一人旅、これで帰路につきます。
温泉三昧、また明日から頑張ろうという気持ちになりました。

(おしまい)

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さて股覗きはできたでしょうか?~城崎・天橋立紀行(4)

2019-12-25 05:32:00 | お出かけ

北近畿温泉一人旅の続きです。
宿泊地、天橋立に向けて、豊岡で京都丹後鉄道に乗り換えました。
たった一両のローカル線ですがとても懐かしい感じがします。



到着した天橋立駅では大雨にみまわれ、ほうほうの体で宿泊地の小さなホテルに駆け込みました。
温泉と移動ばかりで、おなかはペコペコ。
カニではありませんでしたが結構ボリュームもあり、少々のアルコールのおかげもあってすっかりいい気分に・・・
 

目の前が海なので、朝には綺麗な景色を見ることができるはず・・・
で、嬉しい誤算だったのが温泉。
正直それほど期待していなかったのですが、泊まったホテルの親ホテル(立派なホテル)の温泉を無料で使わせてもらえました。
それこそ浴衣に着替えて、草履を履いて、傘さして・・・
う~ちょっと大変だったけど、それだけの値打ちはありましたよ!
海が一望できる露天風呂もあり、身も心もリラックス~
朝風呂もあったので、しっかりと入ってきました。

さて、期待していたお天気はまたもやイマ千・・・
それでも、せっかく来たので行かなくては!
宿から5分ほど歩くと、目指す天橋立ビューランドに向かうリフト・ロープウェイ乗り場です。
ここからリフトに・・
私「あの、雨でも大丈夫なんですか?(濡れるのでは・・・)」
係の人「ああ、傘をお貸ししますから大丈夫ですよ」

え、リフトって傘さして乗れるんやったっけ?
結構風もあるんですけど~
で、乗ってきました!
・・・危ないから写真を撮るなって?(笑)


意外にも山上には結構大勢の観光客が来ていました。
雨もいつのまにか止んでいます。日本海側の天気は変わりやすいって本当ですね。
まずは目的の天橋立のビューポイントへ!
良かった!ちゃんと見えました。日本三景のひとつ、天橋立に来たぞ~^^/



嬉しくて同じような写真を何枚も・・・



かわらけ投げも出来ます。かなり前に星夫と行ったときトライしました。
この輪っかの中を通ればOKなのですが、明後日の方向に行ってしまった記憶が・・・


股覗き台というのがありました。かっこ悪いけど、どうしてもやってみたくて覗いてみました。



股のぞきというのは、足を開いて立ち、前かがみになって股の間から天橋立を見ること。
そうしたら、天橋立(地理の授業で習った典型的な砂州ですね)が天に上る龍に見えるとのことで・・・

でどうだったかって?
う~ん、頭がクラクラして台から落ちそうだったので、しっかり確かめられず・・・
そこで、前に行ったときの写真があったので、確かめてみました。


いかがでしょう? 結構登っていますね!

満足満足。ところで、ここビューランドは知らなかったのですが、実は遊園地のようです。
今は寒々しく、地面も濡れていますが、きっといい季節には子供たちでにぎわうのでしょうね。


こちらは飛龍観回廊という名前の天橋立を見るために作られた空中回廊で、結構揺れて怖いですが面白かったです。
もし行かれる方がおられたら、ぜひ登ってみてください。


回廊からの光景・・・


下に小さく見えるのが天橋立駅です。



お付き合いいただきありがとうございました。
ゆっくり楽しんだので、そろそろ下に降りることにしました。
なるほど、帰りは天橋立を見ながら降りられるのですね。
子供でなくても、楽しめる場所です。



次は実際に天橋立を歩いてみることにしましょうか。

(つづく)


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赤いお花でMerry Christmas☆

2019-12-24 05:40:04 | 植物

 ★:゚*☆※>o(´ー´*)Merry*Christmas(*´ー´)o<※☆:゚*★



みなさんはどのようなクリスマスをお過ごしでしょうか?
ご家族でケーキを囲んで? 
お友達と街へ繰り出しワイワイ?
ということで、今日は先週末に行った宇治市植物公園のクリスマスらしいお花などでパーッと行ってみましょう!

クリスマスと言えばポインセチア・・・
ポインセチアと言えば京都府立植物園なのですが、今年は夜間開園がなかったので行ってません。


天衝くテンペルセコイア。こんな大きなクリスマスツリーがあったら圧巻でしょうね~
飾り付けが大変だけど・・・



タペストリーの広場では、去年もあった切り株サンタさん。
有効活用されてますね。


園内で見かけた赤い花たち・・・まだ咲いてる!?カワラナデシコ。



温室の赤い花も・・・パボニア・インテルメディアの赤い炎が上がっています。



赤ではありませんが、クリスマスらしくホワイトキャンドル。



ピンク色が優しいブーゲンビレアも・・・


そして今一番の旬!トックリキワタのピンクのお花が満開でした!!





トックリキワタといえば、さざんかさんを思い出す・・・ということで、わが家のサザンカです。
今が一番きれいな時期で、一面満開です。


クリスマス特集、いかがでしたでしょうか?
我ながら、こじつけ感満載でごめんなさい(笑)



皆様、良いクリスマスを!

<おまけ>
スーパーでこんなクリスマス用の和菓子を売っていたので、思わず買ってしまいました。
あ、3つ全部食べたわけじゃないですよ~
写真をとるためにおさらに一旦置いただけです。もう少しセンスある撮り方すればよかった・・・





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湯上りには〇〇~城崎・天橋立紀行(3)

2019-12-23 05:34:04 | お出かけ

もうちょっと温泉巡りにお付き合いくださいませ。
まんだら湯を出て、もう一度湯の里通りに戻ります。
目指すは御所の湯・・もらった外湯めぐりのパンフレットには「美人の湯」とあります。
今更・・・ってお思いでしょうが、いくつになっても美人の湯にはときめきます(笑)
(ちなみに、鴻の湯は「しあわせを招く湯」、まんだら湯は「商売繁盛・五穀豊穣」だそうです。)

ところが・・・ガーン、本日閉場の看板が・・・


理由はわかりませんが、閉まっていました。やはり私は美人には縁がない・・・

気を取り直して、湯の里通りを先に進みます。目指すは天下一の湯、一の湯です。
ちょうど人が途切れたときに撮りましたが、通りは結構な賑わいでした。
それにしても雨が結構強くなってきました・・


夏に行ったときはお風呂上りに美味しいソフトクリームをいただいたのですが、さすがに冷たい雨の中、食べ歩きの人はいません。

(2019/7撮影)

さて、一の湯は一昨日ご紹介した飲湯場の向かい側にあります。
ご利益は「開運招福の湯」。新年前に入るのにはちょうどいいですね~


屋根を見上げると・・・ちょっと笑ってしまいました。城崎も国際化してますね!
確かに、湯船で結構日本語以外の会話も飛び交っています。



一の湯は外湯の中でも大きい方で、洞窟風呂や家族風呂、休憩サロンも完備しています。
私ものんびり浸かった後、サロンで休憩~ さすがに続けて3か所入ったので、ふらふらに・・・
う~ん、やっぱりお風呂上りはコーヒー牛乳やね! 
みなさんは、お風呂上りには何を召し上がりますか?



二階の窓から柳の通りと川を眺めていると、眠たくなってきました。
至福の時・・・そういえば、夏に来た時、川の夜景が綺麗でした・・・

(2019/7撮影)

おっと、居心地がよくてすっかり長居してしまいました。
今日は宿泊地の天橋立まで移動しなくてはなりません。
京都から城崎温泉行の「きのさき」、天橋立行きの「はしだて」という特急が出ているので、なんとなく近いと思っていましたが、
2時間ちかくかかるみたいです。あまりゆっくりはできません。
3時開湯の柳湯は残念だけどパス。


せめて通りはゆっくりと歩きましょう。暗い通りにパッと明るいネリネ。


川にかかる橋には名前が付いているようです。こちらは柳湯の前にある柳湯橋。


橋と柳が水に映って風情があります。手前の柳が緑だったらもっと良かったのですが・・・
            

次に着いたのが地蔵湯です。入り口の横には白塗りのお地蔵様。

       
地蔵湯という名前には似つかわしくない鉄筋コンクリートの建物。
こちらは「衆生救いの湯」だそうです。柳通りの一番手前にあるので、結構賑わっています。
名残惜しいですが、こちらで今回ラストのお湯を楽しみました。


あとはぶらぶらと駅前通りを冷やかしながら駅まで戻ります。
駅前のさとの湯、入りたかったのですが、時間切れになってしまいました。


駅で待っていたのは懐かしいオレンジ色の気動車です。旅心を誘われます。
これに乗ってとりあえず豊岡に向かいました。


今回は長くなってごめんなさい。まだ続きます。

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温泉寺からまんだら湯へ~城崎・天橋立紀行(2)

2019-12-22 06:28:11 | お出かけ

温泉に入ったら温かくなることを見越して薄着で言ったのですが、それでもまだ暑い!
結構寒い日だったのですが、コートのボタンを外して風を送り込みながら先に進みました。
鴻の湯は温泉街の一番端にあり、そこから温泉寺はすぐそこです。
折角来たのですから、ちゃんとお参りしていかねば・・・
赤い薬師橋を渡ります。



緑に飢えていたのでついつい川の中に生えていた植物をパチリ。
ミゾソバ(左)とウチワゼニグサ(右)かしら。
 

温泉寺は昨日ご紹介した、千日修行の末温泉を湧出させた道智上人が738年に開いたお寺です。
西国薬師四十九霊場の第29番札所でもあり、お参りする人が絶えません。


この辺から泣き出しそうな空からついに雨が降ってきました。
いそいで本堂に向かいます。本堂は室町時代に建立されたものだそうです。


境内にも飲泉場が・・


ふと目をやると、サネカズラがぽつり、ぽつり。


優しいお顔で見守ってくださる参道のお地蔵様。


後ろのサザンカが鮮やかです。


参道の入り口付近にはこんこんと湧き出る源泉がありました!
その名も「薬師源泉」。後ろの看板をみると温度は81℃もあるそうです。


さすがに濡れて歩いていたら少し冷えてきました。
次の外湯に向かいます。
こちら、道智上人が湧出させた霊験あらたかなまんだら湯!


こちらにも露天風呂がありますが、壺湯なので足を曲げて入っていたらちょっと膝が痛くなってしまいました。
内湯で足を伸ばしてのんびり。とても空いています。
しっかり温まって、まんだら湯をあとにしました。
あ~いいお湯やった!
      

体から湯気を出しながらそぞろ歩き再開!
柳の通りの続きの川です。今は寒々しい光景ですが・・・


7月に行ったときはアジサイが満開。桜も沢山あるようなので、春もいいでしょうね~
        

(つづく)

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