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旅ラン「甲州道走膝痛シ」…千歳烏山~立川(その6)くらやみ祭り

2019年07月23日 | 甲州道走膝痛シ(旧甲州街道ランニング)

  
    


武蔵国府八幡宮の参道です。

参道は京王競馬場線を横切るので、面白そうだから行ってみました。
電車が通過するのを待っていたのですが、なかなか通らないので諦めました。



本殿は西向きなのですが、そこに至る参道は北にあがっていくので、途中で直角に左に曲がっていました。




本殿

神職はいない神社ですが、管理は大國魂神社らしいです。



その大國魂神社に着きました。

東京大神宮、靖国神社、日枝神社、明治神宮とこの大國魂神社で東京五社というらしいです。
古い神社ということではなさそうですね。
格式が高いということなんでしょうか?、よくわかりません。




ここの例大祭である「くらやみ祭り」をテーマにした映画が作成されつつあるようです。

令和元年 大國魂神社 くらやみ祭り


ド迫力のある祭りですね。

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大國魂神社の例大祭は、関東三大奇祭の一つであるくらやみ祭りである。この祭りは毎年4月30日から5月6日にかけて行われており、本来歌垣の性格を帯びていたが、明治時代になってその淫靡な風習は改められた。また、夜間に実施されていた祭礼の行事も昭和34年(1959年)より夕刻の実施となった。

宵宮となる5月3日には、参道であるケヤキ並木において古式競馬式と府中囃子の競演、5月4日には旧甲州街道にて20台あまりの山車行列が行われる。例大祭当日となる5月5日には、6張の大太鼓に先導されて、8基の神輿が御旅所まで渡御する。神輿が御旅所に到着したのち神事を行い、一夜あけて6日早朝より神社への還御が行われる。
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人生再出発がテーマの映画らしいです。

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これは、早期退職をして人生をやり直す、あるおじさんの物語・・・
彼は、あらためて家族と直面し「くらやみ祭」に参加しながら地域の人たちに助けられていきます。
そして、ふとおじさんは思うのです
「人生まだ捨てたもんじゃない。楽しくなって来たじゃないか!」
と。
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映画「くらやみ祭の小川さん」予告編 90秒


暗闇の祭りなので、ちょっと怪しい雰囲気がありますが、調べてみるとやはり元々は性の祭典という意味合いがあったようです。

そういう日本古来の風習を歌垣(うたがき)って言うようです。

---------以下、ウィキペディアの歌垣より

歌垣(うたがき)とは、特定の日時に若い男女が集まり、相互に求愛の歌謡を掛け合う呪的信仰に立つ習俗。
現代では主に中国南部からベトナムを経て、インドシナ半島北部の山岳地帯に分布しているほか、フィリピンやインドネシアなどでも類似の風習が見られる。

古代日本の常陸筑波山などおいて、歌垣の風習が存在したことが、『万葉集』などから、うかがい知ることができる。

万葉集巻九の「〈……率(あども)ひて 未通女壮士(おとめおとこ)の 行き集(つど)ひ かがふ刊歌(かがい)に 人妻に 吾(あ)も交はらむ 吾が妻に 人も言問(ことと)へ……」は、筑波山の歌垣で高橋虫麻呂が詠んだ歌であり、当時の歌垣の様子を伺い知ることが出来る。

時代が下るにつれて、呪的信仰・予祝・感謝行事としての性格は薄れ、性の開放を目的とした野遊びや未婚者による求婚行事となっていった。

特に都市の市ではその傾向を強め、『古事記』には顕宗天皇と平群鮪とが女をめぐり海石榴市で歌をたたかわせた逸話が残っている。

(中略)

古代日本における歌垣は、特定の日時と場所に老若男女が集会し、共同飲食しながら歌を掛け合う呪的信仰に立つ行事であり、互いに求愛歌を掛け合いながら、対になり恋愛関係になるとされる。

語源は「歌掛き(懸き)」であり、東国方言の「かがい(嬥歌)」も「懸け合い」に由来すると考えられている。

(中略)

歌垣はその後の歌合、連歌に影響を及ぼしたとされている。

現代にも歌垣の残存は見られ、奄美群島のシマ唄の唄遊びや八月踊り、沖縄の毛遊び(もうあしび)に歌垣の要素が強く認められるほか、福島県会津地方のウタゲイや秋田県仙北地方の掛唄にも歌垣の遺風が見られる。

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強烈な若いエネルギーが集中発散した大イベントだったようです。
古代日本は凄いです。

しかも
「和歌や連歌」の原点が歌垣にあったとは!?
驚きでした。


芭蕉もビックリですね。



しばらく、水分補給を兼ねてここで休みました。

そして、またトロトロ走り出しました。






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