(写真は左から小野先生、ウルトラマラソンの有名人海宝さん、釣りキチ三平みたいなのが私、そして佳子先生)
初めてのウルトラマラソン、色々なことを経験しました。
まず、結果から先に言えば、45kmの第一関門で引っかかりました。
関門まで7時間1分で時間制限11分オーバー。
でも、ほぼ最高地点に近い場所まで到達することができました。
それに、たとえ関門を通過できたとしても第二関門は通過できないぐらい足に乳酸がたまった状態でした。
登ることはできても、下ることができないぐらい筋肉疲労をおこしてましたから、丁度良いタイミングでレース中断できたと思います。
(筋肉が疲労すると、登ったり平地を走ったりすることはなんとかできても、下りは足の筋肉が痛くてユックリしか走れなくなる。ひどいと後ろ向きでないと坂が下りれなくなります。)
そして、感想からいえば、参加表明当初は無謀な朝鮮かと思いましたが、敢えて挑戦して良かった。
世の中なんでも、躊躇するより、まず行動した方がいいですね。
やれば、なんとかなってしまうものだと実感しました。
本当は奥武蔵ウルトラマラソンに参加するには参加資格として『100km以上のウルトラマラソンの完走経験がある20歳以上の男女』が必要なんですが、私はフルマラソンを時間制限ギリギリ、やっとのことで完走できる力量(しかも必ず歩いてしまう)しかありません。
そこで参加申告では嘘八百を適当に書きならべて参加しました。
(大会関係者申し訳ありません。)
たしか、『しまなみウルトラマラソン100km11時間半完走』とかテキトーに書いちゃったと思います。
ですから、たぶん、全参加者の中で嘘っぱちの私が一番ビリで走るだろうなと思いました。
ですが、私のあとで遅れて関門にひっかかった人がまだまだ50人ぐらいいましたから、チャランポラン初挑戦としては、まあまあのレベルかな、と思ってます。
(そこはチョッと嬉しい!)
でも、参加したらビックリしますよ。
いかにもランナーという感じの鍛えられた肉体の人ばかりじゃないんですから。
普通はウルトラって聞いただけで、なんとなく室伏みたいな胸板の厚いマッチョ系とか、アフリカのマラソンランナーみたいに背が高くて足がカモシカみたいだとか、とにかくウルトラマンみたいな人ばかりで・・・、我が身と比較したら大違いのコンコンチキで・・・、なんて想像しますね。
ですが、そんな人ばかりじゃないのですよ。
「えぇっ!?」と思うような太った体脂肪率30以上?みたいな、足もカモシカというよりゾウかな?みたいな人、あきらかにオジイチャン、オバアチャンでそうとう年配なんじゃないかと思われる人、そのへんの街中で自転車に大根載せて買い物してるようなオバちゃん、箸ももったことがないんじゃないかと思うような細身で色白のお嬢さん、お化粧バッチリ、ピアスバッチリ、ネイルバッチリでまるでソウルオリンピックのフローレンス・ジョイナーみたいなオネエチャン、…。
1~2割ぐらいでしょうか、そういう場違いな人がいるのです。
だけど、この人たち、平気で完走しちゃうんですよ。
これが・・・不思議なことに。
ユックリ走っていても、最後は完走しているわけです。
太っていても脂肪の下は結構な筋肉なんでしょうね。
(私みたいに明らかに完走は無理、参加することに意味があるみたいな人もいますけど・・・)
私も最後の方を走ってましたから、ペースわかるんですが、フルマラソンやハーフマラソンとは違いますね。
早くないです。
自分のペースで地味に確実に淡々と走って、しかもウルトラ距離を見事に走っちゃう。
ウルトラランナーは見た目じゃわからないのです。ハィ!
あれはなんなんでしょうかね…?
実にウルトラマラソンの『不・思・議』です。
1、スタートから20kmまで
(一番左はカヨチャンです。見事に完走しました。俺が結構デブにみえます。というかデブ?しかも色白!)
(靴紐は解けないようにがっちりと結びます。)
ハーフでもフルでもスタートの時って、普通緊張感があるじゃないですか。
ウルトラにはそれがありません。
全員がビッシリ並んでいて、チョッとピリピリするような競争するぞみたいな感じがあると思うのですが、ウルトラのスタートは、いつの間にか「おぃ、スタートだってよ。」みたいな感じになっていて、それでもまだ喋っている人がボチボチ走りだしたりして、まあ、先が長いですから焦った感じは全くなかったです。
準備体操も兼ねてユックリ走り出すという感じですかね。
(こんなことしているうちに、スタート)
ああ、これぐらいなら楽でいいや、思いました。
いつもなら、後ろからドンドン抜かれていきますから、焦りもあってペースが自然に早まってしまいます。
ですが、今回はそれがありません。
なんとなく、ダラダラスタートでした。
もう、こんなにユックリでいいのかなぁ、そんな感じです。
いきなり、急な登りが始めるのですが、もうすでに結構、走らずに歩いている人もいます。
要は時間内に完走できれば良いのですから、急な坂では殆どの人が歩いていました。
(歩くっていったって急ですから、それでも足腰への負担は相当なものですよ。)
そして、すこしでも緩やかな坂になったり、下り坂になったらガンガン走るわけです。
皆、こういう走り方でした。
(多分、先頭のランナーは急坂でもガンガン走っているはずですが・・・。)
以前、山中湖ハーフマラソンにでたとき、山坂で苦労しましたけど、奥武蔵から見たら、あれは大した坂じゃありませんでした。
奥武蔵はエイドが沢山あって、大変助かります。
あまりにも暑い日射しで汗だくになっていましたから、もう、最初のエイドで頭から冷たい水をかけてもらいました。
これが、チョー気持ちいい。
ボーっとしていた頭もスッキリ。
梅干をかじり、水もがぶ飲みし、ウエストポーチに入れておいた空の小さなペットボトルにも水を満タンに入れておきました。
このペットボトル(ドリンクヨーグルトの空ボトル)は非常に役立ちましたよ。
110㏄しか入らないものですが、暑くて、暑くてたまりませんでしたから、喉が渇いたらチョッとでも喉を湿らすことができると気持ちがグッと楽になりました。
そのうち、道も舗装されていない山の中の林道になります。石がゴロゴロしてる中を走ります。
もう、これは登山でいうところの林道のアプローチですね。
(山好きな人がトレーニングを兼ねて奥武蔵ウルトラマラソンに参加するのは非常によいと思いました。
私の山の先輩達へ→来年、奥武蔵ウルトラマラソンに一緒に参加しませんか?完走できなくても楽しいです。)
今回、「足首かんたん」という簡易テーピングをしていきましたが、ああいう足場の悪い所では足首を守るためには絶対必要なテーピングだと思いました。
「ひざかんたん」とともに私には必須アイテムになりそうです。
20kmの地点でスタート地点に一度戻ってくるのですが、これは大会企画者がこの地点で「このまま続けるか、リタイアするか考えなさい。」と暗黙に言ってるようなコースの設定で、実際かなりの方がここでギブしたようです。
とにかく、尋常な暑さではありませんでしたからね。
私はまだ大丈夫でしたので続行しました。
そして、ここには女房が応援していてくれました。
『ありがたい』、ことです。・・・感謝申し上げます。
(毎年、ウエディングスタイルで奥武蔵ウルトラを完走する推定年齢60歳すぎだと思われる超有名なウルトラ女性ランナーと応援にきてくれた女房。ゼッケンが緑色ですが、これはこの大会に10回以上出場しているツワモノだという証拠なんです。)
(女房に「み、水をくれっ!」と叫ぶ私です。)
ここで飴玉3個をもらい、いよいよ本格的な登りに挑戦したのでした。(続く)
おまけ・・・今日になったら足腰が痛くなりました。
年齢的なものでしょうか?ワンテンポ遅れて体が痛くなりますね。
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
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初めてのウルトラマラソン、色々なことを経験しました。
まず、結果から先に言えば、45kmの第一関門で引っかかりました。
関門まで7時間1分で時間制限11分オーバー。
でも、ほぼ最高地点に近い場所まで到達することができました。
それに、たとえ関門を通過できたとしても第二関門は通過できないぐらい足に乳酸がたまった状態でした。
登ることはできても、下ることができないぐらい筋肉疲労をおこしてましたから、丁度良いタイミングでレース中断できたと思います。
(筋肉が疲労すると、登ったり平地を走ったりすることはなんとかできても、下りは足の筋肉が痛くてユックリしか走れなくなる。ひどいと後ろ向きでないと坂が下りれなくなります。)
そして、感想からいえば、参加表明当初は無謀な朝鮮かと思いましたが、敢えて挑戦して良かった。
世の中なんでも、躊躇するより、まず行動した方がいいですね。
やれば、なんとかなってしまうものだと実感しました。
本当は奥武蔵ウルトラマラソンに参加するには参加資格として『100km以上のウルトラマラソンの完走経験がある20歳以上の男女』が必要なんですが、私はフルマラソンを時間制限ギリギリ、やっとのことで完走できる力量(しかも必ず歩いてしまう)しかありません。
そこで参加申告では嘘八百を適当に書きならべて参加しました。
(大会関係者申し訳ありません。)
たしか、『しまなみウルトラマラソン100km11時間半完走』とかテキトーに書いちゃったと思います。
ですから、たぶん、全参加者の中で嘘っぱちの私が一番ビリで走るだろうなと思いました。
ですが、私のあとで遅れて関門にひっかかった人がまだまだ50人ぐらいいましたから、チャランポラン初挑戦としては、まあまあのレベルかな、と思ってます。
(そこはチョッと嬉しい!)
でも、参加したらビックリしますよ。
いかにもランナーという感じの鍛えられた肉体の人ばかりじゃないんですから。
普通はウルトラって聞いただけで、なんとなく室伏みたいな胸板の厚いマッチョ系とか、アフリカのマラソンランナーみたいに背が高くて足がカモシカみたいだとか、とにかくウルトラマンみたいな人ばかりで・・・、我が身と比較したら大違いのコンコンチキで・・・、なんて想像しますね。
ですが、そんな人ばかりじゃないのですよ。
「えぇっ!?」と思うような太った体脂肪率30以上?みたいな、足もカモシカというよりゾウかな?みたいな人、あきらかにオジイチャン、オバアチャンでそうとう年配なんじゃないかと思われる人、そのへんの街中で自転車に大根載せて買い物してるようなオバちゃん、箸ももったことがないんじゃないかと思うような細身で色白のお嬢さん、お化粧バッチリ、ピアスバッチリ、ネイルバッチリでまるでソウルオリンピックのフローレンス・ジョイナーみたいなオネエチャン、…。
1~2割ぐらいでしょうか、そういう場違いな人がいるのです。
だけど、この人たち、平気で完走しちゃうんですよ。
これが・・・不思議なことに。
ユックリ走っていても、最後は完走しているわけです。
太っていても脂肪の下は結構な筋肉なんでしょうね。
(私みたいに明らかに完走は無理、参加することに意味があるみたいな人もいますけど・・・)
私も最後の方を走ってましたから、ペースわかるんですが、フルマラソンやハーフマラソンとは違いますね。
早くないです。
自分のペースで地味に確実に淡々と走って、しかもウルトラ距離を見事に走っちゃう。
ウルトラランナーは見た目じゃわからないのです。ハィ!
あれはなんなんでしょうかね…?
実にウルトラマラソンの『不・思・議』です。
1、スタートから20kmまで
(一番左はカヨチャンです。見事に完走しました。俺が結構デブにみえます。というかデブ?しかも色白!)
(靴紐は解けないようにがっちりと結びます。)
ハーフでもフルでもスタートの時って、普通緊張感があるじゃないですか。
ウルトラにはそれがありません。
全員がビッシリ並んでいて、チョッとピリピリするような競争するぞみたいな感じがあると思うのですが、ウルトラのスタートは、いつの間にか「おぃ、スタートだってよ。」みたいな感じになっていて、それでもまだ喋っている人がボチボチ走りだしたりして、まあ、先が長いですから焦った感じは全くなかったです。
準備体操も兼ねてユックリ走り出すという感じですかね。
(こんなことしているうちに、スタート)
ああ、これぐらいなら楽でいいや、思いました。
いつもなら、後ろからドンドン抜かれていきますから、焦りもあってペースが自然に早まってしまいます。
ですが、今回はそれがありません。
なんとなく、ダラダラスタートでした。
もう、こんなにユックリでいいのかなぁ、そんな感じです。
いきなり、急な登りが始めるのですが、もうすでに結構、走らずに歩いている人もいます。
要は時間内に完走できれば良いのですから、急な坂では殆どの人が歩いていました。
(歩くっていったって急ですから、それでも足腰への負担は相当なものですよ。)
そして、すこしでも緩やかな坂になったり、下り坂になったらガンガン走るわけです。
皆、こういう走り方でした。
(多分、先頭のランナーは急坂でもガンガン走っているはずですが・・・。)
以前、山中湖ハーフマラソンにでたとき、山坂で苦労しましたけど、奥武蔵から見たら、あれは大した坂じゃありませんでした。
奥武蔵はエイドが沢山あって、大変助かります。
あまりにも暑い日射しで汗だくになっていましたから、もう、最初のエイドで頭から冷たい水をかけてもらいました。
これが、チョー気持ちいい。
ボーっとしていた頭もスッキリ。
梅干をかじり、水もがぶ飲みし、ウエストポーチに入れておいた空の小さなペットボトルにも水を満タンに入れておきました。
このペットボトル(ドリンクヨーグルトの空ボトル)は非常に役立ちましたよ。
110㏄しか入らないものですが、暑くて、暑くてたまりませんでしたから、喉が渇いたらチョッとでも喉を湿らすことができると気持ちがグッと楽になりました。
そのうち、道も舗装されていない山の中の林道になります。石がゴロゴロしてる中を走ります。
もう、これは登山でいうところの林道のアプローチですね。
(山好きな人がトレーニングを兼ねて奥武蔵ウルトラマラソンに参加するのは非常によいと思いました。
私の山の先輩達へ→来年、奥武蔵ウルトラマラソンに一緒に参加しませんか?完走できなくても楽しいです。)
今回、「足首かんたん」という簡易テーピングをしていきましたが、ああいう足場の悪い所では足首を守るためには絶対必要なテーピングだと思いました。
「ひざかんたん」とともに私には必須アイテムになりそうです。
20kmの地点でスタート地点に一度戻ってくるのですが、これは大会企画者がこの地点で「このまま続けるか、リタイアするか考えなさい。」と暗黙に言ってるようなコースの設定で、実際かなりの方がここでギブしたようです。
とにかく、尋常な暑さではありませんでしたからね。
私はまだ大丈夫でしたので続行しました。
そして、ここには女房が応援していてくれました。
『ありがたい』、ことです。・・・感謝申し上げます。
(毎年、ウエディングスタイルで奥武蔵ウルトラを完走する推定年齢60歳すぎだと思われる超有名なウルトラ女性ランナーと応援にきてくれた女房。ゼッケンが緑色ですが、これはこの大会に10回以上出場しているツワモノだという証拠なんです。)
(女房に「み、水をくれっ!」と叫ぶ私です。)
ここで飴玉3個をもらい、いよいよ本格的な登りに挑戦したのでした。(続く)
おまけ・・・今日になったら足腰が痛くなりました。
年齢的なものでしょうか?ワンテンポ遅れて体が痛くなりますね。
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
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