フゥー
フゥー
フゥー
南アルプスが徐々に大きく見えてきました。
荒川橋を渡ります。
「上石田のサイカチ」なる樹齢は三百年と推定される2本の木がありました。
小さくてとても300年には思えません。
どうも、マメ科の植物の様です。
---------以下、山野の花より引用させていただきました。
サイカチ・・・和名:皀莢(そうきょう)
サイカチの花は黄色で雄花、雌花がともに同株に咲く 幹や枝に大きな鋭い棘があります小葉は多数で、長楕円形で葉は互生する
幹は深い溝がありまっすぐに伸びる
8月になると クネクネと曲がった実がなり、薬用や昔は石けんなどにも使われたようです
本州中部から九州まで自生する
---------
面白い実がなるんですね。
しかも、サポニンという物質が含まれ、煮汁が洗濯石鹸代わりになるようです。
科学物質を含まない地球にやさしい石鹸できるんですね。
自分は最近はやりの香りの消えないボー〇ド臭と言ったらいいか、あの傾向の香りのする洗剤、柔軟剤がダメです。
頭が痛くなり、電車内で香りのする人がいるとその場にいられず別の場所に移動します。
あの匂いがとてもいい香りだと思う方もいるから売れるんでしょうが、自分にとっては化学的な嫌な臭いの何物でもありません。
ダメだと思うと余計に敏感になっていて、かなり離れた距離の人でも、あの匂いがすると不快感がおきて困ってしまいます。
ですから、洗剤は無香で地球にやさしいヤシノミ洗剤にしています。
ただ、ドラッグストアでも置いてなかったりするのが難点で、ネット注文してます。
このサイカチで洗剤を作った人がいました。
→サイカチで洗剤をつくる
話は変わりますが、サイカチの漢字の皀という字は難しくて読めないので、どこかで見た記憶がありました。
そして、思い出しました。
何度か池袋演芸亭で聴きに行った落語家の金原亭世之介の俳号が「皀角子(さいかち)」でした。
時折、世之介から落語の案内状が送られてくるのですが、その案内には必ず世之介の俳句が載せられていて、俳号も付されておりました。
故あって、世之介と一緒に旅したこともありましたっけ。
さらに調べたら、皀角坂(さいかちざか)という坂が水道橋駅の近くで線路わきの道ですが、お茶の水の方に向かった途中にありました。
早速Google mapでみてみると
ありましたね。
『新編江戸志』に「むかし皀角樹多くある故に坂の名とす。」とあるそうです。
さらに、近くには松尾芭蕉作と言われる句
「皂角子の実はそのままの落葉哉」
を刻んだ石碑がるそうで、しかもサイカチが3本あるらしく、時期になったら実を観に行こうと思います。
しかも、この樹の
樹液はカブトムシの大好物らしく、
もしかすると、カブトムシが取れるかもしれません。
皀とは、かおり/かんばしい/かぐわしい/良い匂いなどの意味をもつ漢字だそうですから、いい匂いなんでしょうね。
真っ直ぐな道になりましたが、歩道が左に傾斜しており、走りにくいです。
こういうのは疲れますね。
クリスタル・ミュージアムという建物がありました。
甲府と言えば、水晶の発掘地
ですが、宝石に全く興味のない自分には
「猫に小判、豚に真珠、俺に水晶」、
よって立ち寄る気も起きずパス。
山梨県立美術館の前にある甲州ほうとう小作
自分には水晶よりコチラが良いです。
廃業になった温泉ホテルが見えてきました。
建物が荒れ始めています。
龍王健康ランド・名取温泉ですね。
平成31年に廃業になったようです。
日帰入浴600円だったようで、ひと風呂浴びてみたかったですね。
農産物自動販売機・朝市くん
こういうのって、見るとやってみたくなりませんか?
ただ、野菜が荷物になってしまうので、これもパス
その代わりに、朝市くんの動画がありましたので、載せます。
mysweetfarm ~朝一くん 現る!!~
まあ、どうってことないですけど。
国際梵字仏協会?なる看板のある門
何だろう、これ???
何だろう、何だろうと思いながら走っていたら、旧甲州街道は竜王新町という交差点で右折するのですが、気づかずパスしてしまいました。
まず、甲府バイパスを通り抜け、そのまま直進
四ツ谷という信号辺りで、旧甲州街道の雰囲気が全くないので地図アプリで確認し、間違いに気づいたのでした。
(旧街道をアチコチ走っていることで、その辺の勘は働くのでした。)
すぐにUターン!
往復で、約2キロほどの無駄走りになりました。
竜王新町を曲がったところの景色
(道幅が旧街道の匂いがしますね。)
1606年?1615年?の創建の称念寺
境内には「お休み井戸」と呼ばれる、甲州街道を旅する人々がこの先にある、ちょっとハードな急坂の赤坂をまえにして、のどを潤した井戸がありました。
正式名称はくり抜き石枠井戸と言うそうで、一枚岩で加工された石枠でできていました。
しかし、写真は撮り忘れです。
JR中央東線の踏切を渡り、赤坂に向かいます。
赤坂の始まり
坂の途中にある巨大な赤坂供養塔
南無阿弥陀仏と刻まれていました。
そして、
振り返ると
大きな富士山が
デーン
と見えました。
天気が良いのでクッキリ綺麗に見えます。
その供養塔のすぐ上が小さな諏訪神社と赤坂稲荷神社でした。
神社の前が広い敷地になっていたので、この前でお祭りなどがおこなわれるのでしょうか?
諏訪神社、右は赤坂稲荷神社への鳥居
調べてみたら、
赤坂稲荷神社初午祭り「神楽奉納」がありました。
まだ途中ではありますが、急な赤坂を登って来たので疲れました。
あたりにコンビニもないので、小さな御柱の前で地べたに座って休憩しました。
(ただ、すぐ先にローソンがありました)
走りながらも少しづつではありますが、持ってきたお菓子類やオニギリは食べてしまったので、飴とウーロン茶だけの休憩です。
辺りには誰もいなくて、ポツンと一人だけなので、こうしてボーッとしているより歩きながらでも前に進んだほうが楽しいかなと、再び出発です。
坂の頂点あたりで再び振り返りました。
「おーい、富士山」
って叫びたくなります。
そして、この坂を汗をふきふき
ユックリと上り下りする旅人、馬子や荷車の昔の風景が想像できますね。
坂の上に近代的な建物が突然現れます。
山梨県環境科学検査センターです。
といっても、何をやっているところなのか不明。
道は二股に別れ、狭い方の道が旧甲州街道になります。
この二股あたりでは八ヶ岳が時折見えました。
(写真の右手)
道は多少の下り坂になりましたが、今度は富士山に代わって
南アルプスが美しい!
街道の正面に堂々たる姿を見せていました。
美しい景色を眺めると、自然に
「甲斐の山々~♬」
と武田節が頭に浮かんできました。
武田節/三橋美智也
周りに誰もいないので、小声ですが歌いました。
「人は石垣 人は城 ♬」
いい歌です。
(武田節はよく、山を登る時歌っていました。こきりこ節も・・・。)
そして、右手に見えるのは八ヶ岳です。
八ヶ岳というと、ハイカラすぎて渋い杉田次郎の歌ぐらいしか知りません。
武田節のようなものは何かありましたっけ?
(つづく)
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南アルプスが徐々に大きく見えてきました。
荒川橋を渡ります。
「上石田のサイカチ」なる樹齢は三百年と推定される2本の木がありました。
小さくてとても300年には思えません。
どうも、マメ科の植物の様です。
---------以下、山野の花より引用させていただきました。
サイカチ・・・和名:皀莢(そうきょう)
サイカチの花は黄色で雄花、雌花がともに同株に咲く 幹や枝に大きな鋭い棘があります小葉は多数で、長楕円形で葉は互生する
幹は深い溝がありまっすぐに伸びる
8月になると クネクネと曲がった実がなり、薬用や昔は石けんなどにも使われたようです
本州中部から九州まで自生する
---------
面白い実がなるんですね。
しかも、サポニンという物質が含まれ、煮汁が洗濯石鹸代わりになるようです。
科学物質を含まない地球にやさしい石鹸できるんですね。
自分は最近はやりの香りの消えないボー〇ド臭と言ったらいいか、あの傾向の香りのする洗剤、柔軟剤がダメです。
頭が痛くなり、電車内で香りのする人がいるとその場にいられず別の場所に移動します。
あの匂いがとてもいい香りだと思う方もいるから売れるんでしょうが、自分にとっては化学的な嫌な臭いの何物でもありません。
ダメだと思うと余計に敏感になっていて、かなり離れた距離の人でも、あの匂いがすると不快感がおきて困ってしまいます。
ですから、洗剤は無香で地球にやさしいヤシノミ洗剤にしています。
ただ、ドラッグストアでも置いてなかったりするのが難点で、ネット注文してます。
このサイカチで洗剤を作った人がいました。
→サイカチで洗剤をつくる
話は変わりますが、サイカチの漢字の皀という字は難しくて読めないので、どこかで見た記憶がありました。
そして、思い出しました。
何度か池袋演芸亭で聴きに行った落語家の金原亭世之介の俳号が「皀角子(さいかち)」でした。
時折、世之介から落語の案内状が送られてくるのですが、その案内には必ず世之介の俳句が載せられていて、俳号も付されておりました。
故あって、世之介と一緒に旅したこともありましたっけ。
さらに調べたら、皀角坂(さいかちざか)という坂が水道橋駅の近くで線路わきの道ですが、お茶の水の方に向かった途中にありました。
早速Google mapでみてみると
ありましたね。
『新編江戸志』に「むかし皀角樹多くある故に坂の名とす。」とあるそうです。
さらに、近くには松尾芭蕉作と言われる句
「皂角子の実はそのままの落葉哉」
を刻んだ石碑がるそうで、しかもサイカチが3本あるらしく、時期になったら実を観に行こうと思います。
しかも、この樹の
樹液はカブトムシの大好物らしく、
もしかすると、カブトムシが取れるかもしれません。
皀とは、かおり/かんばしい/かぐわしい/良い匂いなどの意味をもつ漢字だそうですから、いい匂いなんでしょうね。
真っ直ぐな道になりましたが、歩道が左に傾斜しており、走りにくいです。
こういうのは疲れますね。
クリスタル・ミュージアムという建物がありました。
甲府と言えば、水晶の発掘地
ですが、宝石に全く興味のない自分には
「猫に小判、豚に真珠、俺に水晶」、
よって立ち寄る気も起きずパス。
山梨県立美術館の前にある甲州ほうとう小作
自分には水晶よりコチラが良いです。
廃業になった温泉ホテルが見えてきました。
建物が荒れ始めています。
龍王健康ランド・名取温泉ですね。
平成31年に廃業になったようです。
日帰入浴600円だったようで、ひと風呂浴びてみたかったですね。
農産物自動販売機・朝市くん
こういうのって、見るとやってみたくなりませんか?
ただ、野菜が荷物になってしまうので、これもパス
その代わりに、朝市くんの動画がありましたので、載せます。
mysweetfarm ~朝一くん 現る!!~
まあ、どうってことないですけど。
国際梵字仏協会?なる看板のある門
何だろう、これ???
何だろう、何だろうと思いながら走っていたら、旧甲州街道は竜王新町という交差点で右折するのですが、気づかずパスしてしまいました。
まず、甲府バイパスを通り抜け、そのまま直進
四ツ谷という信号辺りで、旧甲州街道の雰囲気が全くないので地図アプリで確認し、間違いに気づいたのでした。
(旧街道をアチコチ走っていることで、その辺の勘は働くのでした。)
すぐにUターン!
往復で、約2キロほどの無駄走りになりました。
竜王新町を曲がったところの景色
(道幅が旧街道の匂いがしますね。)
1606年?1615年?の創建の称念寺
境内には「お休み井戸」と呼ばれる、甲州街道を旅する人々がこの先にある、ちょっとハードな急坂の赤坂をまえにして、のどを潤した井戸がありました。
正式名称はくり抜き石枠井戸と言うそうで、一枚岩で加工された石枠でできていました。
しかし、写真は撮り忘れです。
JR中央東線の踏切を渡り、赤坂に向かいます。
赤坂の始まり
坂の途中にある巨大な赤坂供養塔
南無阿弥陀仏と刻まれていました。
そして、
振り返ると
大きな富士山が
デーン
と見えました。
天気が良いのでクッキリ綺麗に見えます。
その供養塔のすぐ上が小さな諏訪神社と赤坂稲荷神社でした。
神社の前が広い敷地になっていたので、この前でお祭りなどがおこなわれるのでしょうか?
諏訪神社、右は赤坂稲荷神社への鳥居
調べてみたら、
赤坂稲荷神社初午祭り「神楽奉納」がありました。
まだ途中ではありますが、急な赤坂を登って来たので疲れました。
あたりにコンビニもないので、小さな御柱の前で地べたに座って休憩しました。
(ただ、すぐ先にローソンがありました)
走りながらも少しづつではありますが、持ってきたお菓子類やオニギリは食べてしまったので、飴とウーロン茶だけの休憩です。
辺りには誰もいなくて、ポツンと一人だけなので、こうしてボーッとしているより歩きながらでも前に進んだほうが楽しいかなと、再び出発です。
坂の頂点あたりで再び振り返りました。
「おーい、富士山」
って叫びたくなります。
そして、この坂を汗をふきふき
ユックリと上り下りする旅人、馬子や荷車の昔の風景が想像できますね。
坂の上に近代的な建物が突然現れます。
山梨県環境科学検査センターです。
といっても、何をやっているところなのか不明。
道は二股に別れ、狭い方の道が旧甲州街道になります。
この二股あたりでは八ヶ岳が時折見えました。
(写真の右手)
道は多少の下り坂になりましたが、今度は富士山に代わって
南アルプスが美しい!
街道の正面に堂々たる姿を見せていました。
美しい景色を眺めると、自然に
「甲斐の山々~♬」
と武田節が頭に浮かんできました。
武田節/三橋美智也
周りに誰もいないので、小声ですが歌いました。
「人は石垣 人は城 ♬」
いい歌です。
(武田節はよく、山を登る時歌っていました。こきりこ節も・・・。)
そして、右手に見えるのは八ヶ岳です。
八ヶ岳というと、ハイカラすぎて渋い杉田次郎の歌ぐらいしか知りません。
武田節のようなものは何かありましたっけ?
(つづく)
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