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NPO法人ネイチャーズが母体の、基礎から始めてウォーキング、ジョギング、旅ランを楽しむ会です。孤独な人もおいで!

第8回旅ラン報告(つづき)

2018年06月29日 | 教室案内
水元公園から、いったん離れ、公園近くの南蔵院の「しばられ地蔵」に立ち寄りました


以下、日本伝承大鑑よりしばられ地蔵
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水元公園の近くにある南蔵院は、関東大震災で罹災したため現在地に移転してきたが、かつては本所(現在の墨田区)にあった寺院である。この境内にある「しばられ地蔵」は、荒縄で地蔵を縛ることで願いを叶えてもらうという、奇妙な信仰が今でも続いている。その風習の由来とされるのが『大岡政談』に収められた「縛られ地蔵」の逸話である。
 日本橋のある呉服商の手代が荷車に反物を積んで南蔵院の前で休憩をしていたが、うっかりそのまま居眠りをしてしまった。起きてみると荷車ごと反物を盗まれていた。奉行所に訴えると、町奉行・大岡越前は「門前にいながら、盗人の所業を一部始終見ていただけの地蔵も同罪である。引っ立てよ」と命じる。そして地蔵は縄を掛けられて市中引き回しの上、南町奉行所に連れて行かれたのである。
 あまりに不思議な裁きであるため、多くの人々がぞろぞろと地蔵のあとを追って、そのまま奉行所の中にまで入ってしまった。すると越前は門を閉じて「奉行所に勝手に入るとは不届き千万。科料として各人反物を一反差し出すこと」と野次馬を叱りつけたのである。そうして集められた反物を手代に見せると、その中に盗まれた反物が一つまざっていた。奉行所はそれを出した者を割り出すと、その背後にあった盗賊団も一網打尽にしたのである。
 この逸話のため、しばられ地蔵のご利益は盗難除け。さらには足止めや厄除け、また縄で縛ることから縁結びまで、さまざまな願い事を聞き届けるとされている。ちなみに願いが叶うと縛った縄を解くことになっているが、大晦日には縄解き供養もおこなっている。
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その話がマンガになっていた。



まんが日本昔ばなし しばられ地蔵 cd






しばられ地蔵は写真のように沢山の縄でがんじがらめに縛られています。
1701年に造られた地蔵のようです。
お願いをする時に縄をかけ、成就すると縄を解きます。
ただ、願い事が叶ったら、再び訪れて縄を解かなければなりませんよ。
品川区の願行寺と文京区小日向の林泉寺にもしばられ地蔵があります。


出世牛というのもありました。
「ウシにまたがると出世する」と書いてありました。

当然、私も跨りました(笑)

なお、出世の意味は

1.世間に出て、人に知られるよい地位・身分になること。
2.俗世間から出て仏門に入ること。出世間。

のようですが、私の場合は、ちかいsあの世に行き仏になるでしょうから2ですかね。




再び、水元公園に戻り、公園内の葛飾区金魚展示場に行きました。



金魚育成のタタキ池が40面以上並び、池内では24種もの金魚が悠々と泳いでいるそうです。

金魚といえば、前々回でしたか、旅ランで樋口一葉の住んでいたところから本郷の菊坂を走ったのですが、その菊坂のわき道をちょこっと言ったところに東京で唯一の金魚問屋で創業350年の「金魚坂」があります。

そこも、あの時寄れば良かったですね。
そこは、喫茶店にもなっています。→珈琲 金魚坂

子供の頃、よく金魚売りの声を聞きました。
今じゃ、絶滅商売ですが・・・。


(写真はアゼント株式会社 台場一丁目商店街自治会長 久保浩の昭和ダイアリーよりお借りしました。)

金魚売りの声


金魚~、金魚」と叫んでますが、うちの下町では金魚をのせたリヤカーを自転車で引っ張りながら「金魚ぇ~、金魚ぉ~」でした。



ここから、柴又七福神に向かいます。






真言宗豊山派の良観寺にある願掛け布袋尊(なぜか宝袋尊と書いてあった)

布袋尊の由来が面白い
ウィキペディアによると
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本来の名は釈契此(しゃくかいし)であるが、常に袋を背負っていたことから布袋という俗称がつけられた。四明県の出身という説もあるが、出身地も俗姓も不明である。図像に描かれるような太鼓腹の姿で、寺に住む訳でもなく、処処を泊まり歩いたという。また、そのトレードマークである大きな袋を常に背負っており、生臭ものであっても構わず施しを受け、その幾らかを袋に入れていたという。なお、布袋が背負っているこの袋は堪忍袋ともいわれる。

雪の中で横になっていても布袋の身体の上だけには雪が積もっていなかった、あるいは人の吉凶を言い当てたなどという類の逸話が伝えられる。

謎めいた公案のような問答も残されている。偈や歌も残しており、歌の中では、心の真実の大切さや、閑たる心境を求めることを説く。

その最期についても不思議な逸話が伝えられており、仙人の尸解に類している。天復年間(9世紀末)に奉川県で亡くなり(貞明3年(917)に嶽林寺で遷化したという説もある)埋葬されたにもかかわらず、後日、他の州で見かけられたというのである。その没後あまり時を経ないうちから、布袋の図像を描く習慣が江南地方で行われていたという記録がある。

布袋が死の間際に残した偈文が、

彌勒真彌勒 分身千百億(弥勒は真の弥勒にして分身千百億なり)
時時示時分 時人自不識(時時に時人に示すも時人は自ら識らず)
—布袋和尚、景徳傳燈録

と言われる。このことから、実は布袋は弥勒菩薩の垂迹、つまり化身なのだという伝聞が広まったという。

なお、布袋を禅僧と見る向きもあるが、これは後世の付会である。10世紀後半に記された『宋高僧伝』巻21「感通篇」に立てられた「唐明州奉化県釈契此」(布袋)の伝には、彼と禅との関係について一切触れていない。布袋と禅宗の関係が見られるのは、時代が下がって11世紀初頭、『景徳傳燈録』巻27に「禅門達者雖不出世有名於時者」として、梁の宝誌や、天台智顗、寒山拾得らの異僧・高僧たちと共に、「明州布袋和尚」として立伝される頃からのことである。
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単なる浮浪者・・・ではなく、否、偉大なる放浪者!だったのですかね。

そして、この像がなんだかフーテンの寅さんにみえてきましたよ。

布袋尊は寅さんのような人だったかもしれません




男はつらいよ 主題歌 (歌詞付き)




そこから、走ったら5分くらいで柴又七福神の弁財天が祀られている真勝院に着きました。

御朱印をもらったのち、これまたちかくの柴又帝釈天に行きました。
ここは毘沙門天が祀られています。


参道にて買い食い


帝釈天


帝釈天の見事な彫刻


帝釈天の日本庭園



そこから、残りの4か所ほど柴又七福神を廻りましたが、雨から一転、強烈な初夏の日差しに晒されて、魚の干物のような状態になりましたので、写真もあまり撮りませんでした。

早く、立石に行って、風呂入ってビールが飲みたい!とばかり思っておりました。

ですから、記憶もあまりなく・・・




それでも、最後の目的地の立石にある、安倍晴明ゆかりの 五方山 熊野神社ばかりは強烈な印象が残りました。
これぞ、ザ・パワースポット!という感じがします。

なにせ、五角形の土地にデーンと建つ不思議な雰囲気のある神社でした。
周りを走ると外目にも五角形であることがわかります。


五方山熊野神社(立石熊野神社)



これが、その神社です。


帰ってきて写真を見て気がついたけど、屋根の上からパワーが噴き出てるように写ってました。
まあ、偶然だと思うけど。


安倍晴明の関係で羽生結弦選手の必勝祈願をした絵馬が沢山かかっていた。


御朱印をもらいました。
左下は五角形の中に八咫烏ですね。

八咫烏といえば、サッカー日本代表のマークです。


だから、ワールドカップ必勝の願掛け絵馬があっても良さそうなのですが、羽生君のものばかりでしたね。

羽生君の勝ち!



そこから、すぐの場所に立石様がありました。
この辺の地名の由来になっているようです。



この漬物石ぐらいの石が歴史的な石なのです。

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立石の地名は、この地に「立石様」と称する奇石から起こった地名で、すでに室町時代の古文書にその地名が記載されています。古代において官道脇に道しるべとして石を設置することがありその所を「立石」と呼びます。「立石様」は古墳時代に遠く千葉県の鋸山付近から古墳の石室を造る石材として運搬してきたもので、奈良時代以降になって墨田から小岩に抜ける古代東海道の道しるべとして転用されたものと考えられています。「立石様」は江戸時代には地上60センチ以上も露出していたと言われ、住民の信仰の対象になっていました。現在では、わずかに数センチほど露出しているにすぎない状態です。(葛飾区教育委員会掲示より)
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どうも、石にご利益があると思った庶民が削って持ち帰ってしまったようで、こんなに小さくなってしまったようです。

鼠小僧の墓石とおなじですね。



ここから、風呂屋まではすぐ近くだったので歩きました。

ところが、風呂屋の前でビックリたまげた寺を発見!



狛犬が犬じゃない!


ライオンと、きょっ、きょっ、恐竜だよ!


トリケラトプスでしょうか?


恐竜図鑑よりトリケラトプス

なんか、ちょっと違うような?

調べたらスティラコサウルスという恐竜のようです。


恐竜図鑑よりスティラコサウルス

真宗 大谷派 證願寺というお寺でした。
なお、このお寺にはプラネタリウムもありました。

なんで?

ここの住職は本当は天文学者になりたかったそうです。


喰われそうな?
でも草食恐竜です。




風呂屋に入り、汗を流してサッパリし、立石の飲み屋街へ

キタナシュラン的な店に入り、乾杯!!!

ビールがうますぎるっス


悶絶するほどの旨さッ!!!



刺身が美味い

ああああああああ!

お・し・ま・い



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