ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

『溺愛』

2016-08-29 14:34:04 | 本の紹介
byシーリア・フレムリン。上杉真理訳。論創社。

19歳の長女、サラは12歳年上のマーヴィンと婚約した。
本人マーヴィンは会計士、笑顔がさわやか、礼儀正しい好青年で結婚相手と
しては申し分なかったが、その母が問題だった。
マーヴィンの母は一人息子を溺愛するあまり・・・門限の10時45分に
なっても息子が帰ってこないと真っ青になって電話をかけてきたり、
週末、マーヴィンは母をひとりにしておけないと遠出のデートをためらったり
するしまつだった。
サラの母、クレアは娘の結婚に不安を覚え、マーヴィンを調べ始めるが・・・
マーヴィンの父親は彼が高校生のときに自殺。マーヴィンの母が息子を
束縛するにはわけがあった・・・

別の日のベル。

大きな穴を掘ってしまった・・・


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『おばちゃまはシチリアスパイ』

2016-08-28 08:51:19 | 本の紹介
byドロシー・ギルマン。柳沢由実子訳。集英社文庫。

引退してメキシコシティーで画廊を経営していたはずの、元情報員ファレルから
SOSが入った。
イタリア、シチリア島で暗殺者、アリストテレスを見かけたというのだ。
何人もの人を殺害したアリストテレスはすでに逮捕され、終身刑でフランスの刑務所に
入れられていて、一生出られないはず・・・
アリストテレスを判別できるミセス・ポリファックスは直ちにシチリア島に飛び、ファレルと
再会できたのだが、ファレルは重傷を負っていた。何者かに拉致され、命からがら逃げてきたという。
ミセス・ポリファックスはCIA情報員、ケイトの協力を得て、彼女のおばの家にフォレルを匿って・・・

さて本日のベル。

公園のおやまにはもう先客が・・・



後輩犬のココアくん。(トイプードル)

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『クローゼットの中の修道女』

2016-08-20 07:58:29 | 本の紹介
byドロシー・ギルマン。柳沢由実子訳。集英社文庫。

ミセス・ポリファックスシリーズの作者、ドロシー・ギルマンの初期の作品。
時は1960年代、舞台はアメリカ。物語はペンシルヴァニア州の女子修道院にモレッティと名乗る
見知らぬ人物がニューヨーク州にある150エーカーの土地と家屋を寄贈したことから
始まる。その土地と建物が実存するのか、あるいはまた建物に付随する備品目録を作るため、
シスター・ジョンとシスター・ヒアシンスがその家に出向く。
家は荒れ果て、井戸には大金、またクローゼットには重傷を負って息も絶え絶えな男と
台所には大量の白い粉。たびたび訪れる怪しい男。
世間知らずで無邪気な二人が相手にするのは、マフィアの親分や女性蔑視、人種差別のシェリフ(保安官)
モレッティとは何者? なぜ土地と建物を修道院に寄贈することになったのか・・・


さて本日のベル。
今朝も公園に一番乗り。




ベルのお友達ワンシリーズ。

マルチーズのココちゃん(5歳)。にぎやかでおしゃれな女の子。
公園に入ってくるとき、いつもワンワンとあいさつ?


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『おばちゃまはアラブスパイ』

2016-08-14 09:48:09 | 本の紹介
byドロシー・ギルマン。柳沢由実子訳。集英社文庫。

ミセスポリファックスシリーズ。

ミセス・ポリファックスはハネムーンを兼ねたタイでの仕事を終わって、
もとの穏やかな日常生活に戻り、またぞろ退屈しきっていることに気がついた。
ちょうどそのころ、いいタイミングでビショップが訪ねてきた。
今度の仕事は・・・モロッコにいる情報員、ジャンコとともに7人のスパイの安否を、
確かめるだけ。実はそのなかに偽物がいるという情報があったのだった。
モロッコ、フェズの空港でジャンコが待っているはずだったのに、彼は現れなかった。
最初からジャンコはミセスポリファックスに対して友好的ではなかった。
彼を信じきれないミセス・ポリファックスは7人の情報員の写真と名前、住所を
頭に叩き込み、写真やメモは捨てていた。7人のうちの最初の男、フェズの
メディチ(旧市街)の真鍮器の商人の男の安否を確かめた直後、彼は殺され・・・
ミセス・ポリファックスはますますジャンコに疑いを抱くのだった。

ベルのワン友シリーズ。
今日は、先輩、柴犬のケンちゃん。
ベルが仔犬のときはしつこく絡んでごめんなさい。
今は、どちらも大人で、あいさつしてちょっとわんわんするだけ。




ついでに水族館の

人懐こいペンギン



ゾウガメ


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おばちゃまはハネムーン

2016-08-11 14:20:53 | 本の紹介
byドロシー・ギルマン。柳沢由実子訳。集英社文庫。

ミセス・ポリファックスシリーズ。
今回の舞台はタイ。ミセス・ポリファックスは再婚相手、サイルスとタイへハネムーンに
行くことに。出発直前に、CIAのビショップが訪ねてきた。旅行の途中、チェンマイで
ルアムサクという男から情報の入った小包を受け取る仕事を依頼された。
ただ受け取るだけでよいと言われ、引き受けることにしたが。
ところが、ところが、仕事はそんなに甘いもろではなかった。
待ち合わせの場所に出向き・・・ミセス・ポリファックスだけが小屋の中に入ると、
なかには男の死体が・・・少し離れた骨董屋の店先にいたはずの夫が、何者かに車に
乗せられ連れ去ってしまい・・・
ミセス・ポリファックスは殺人現場にいたボンチューという男とタイの山中を、
夫を救出すべく、その車を追跡するはめに・・・

さて本日のベル。
夜明け前の公園に、もう先客が・・・



先輩犬のロビンくん。(マラミュート)

ベルが小さいころは、ロビンくんはよく遊んでくれて・・・

今では二人とも(2匹とも)歳をとってしまい・・・


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