ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

『もう過去はいらない』

2016-01-30 16:40:11 | 本の紹介
byダニエル・フリードマン。野口百合子訳。創元推理文庫。

元殺人課の敏腕刑事、バック・シャッツ(88歳)『もう年はとれない』の続編。

前作の事件で重傷を負った高齢のバックは妻ローズの決断によって、妻とともに介護施設に
入居することとなった。まだ怪我の後遺症や高齢のため、歩行器を手放せず歩くのもやっとという状態なのだが。
ある日、昔、刑事時代に同じユダヤ人の誼で銀行強盗を持ちかけられ、断った相手イライジャが訪ねてきた。
イライジャも今は78歳になっていたが。彼は自分は命を狙われているので助けて欲しい、もし万が一
殺されたら復讐をしてほしいという。バックはイライジャが好きではない、彼もそうなのだが・・・
イライジャはなにかを企んでいる。そして危険な匂い。平凡な日常に倦んでいたバックの元刑事の血が騒ぐ。
歳をとっていても身体が不自由でいても、かっこいいヒーロー、バック・シャッツ。


本日のベル

お腹を壊し・・・動物病院へ・・・



床暖でお腹を温めると・・・ましかな。




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冬の香港

2016-01-27 15:12:40 | 旅行
1月18日(月)

10:30  関西国際空港発

13:50  香港空港着

香港の時差は日本から1時間遅れ。

気温は温か。



ホテルに着いて、すこし休んだ後、近くの四川料理のお店に・・・

そのあと、二階建てのオープントップバスに乗って・・・



大きな看板がかかっているなか、ぎりぎりのところをすり抜け・・・







ネオンがキラキラ・・・





ナイトマーケット女人街など・・・

そのころベルは・・・

いつものドッグ訓練所に預けられていました・・・(この写真は本文と関係ありません)









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『プリティ・ガールズ上・下』

2016-01-17 14:48:12 | 本の紹介
byカリン・スローター。堤朝子訳。ハーパーbooks

目の前で夫、ポールが暴漢に襲われ、刺殺された。クレアの夫、ポールは建築家として成功していて
裕福な暮らしをしていた。クレアは24年前、姉が突然失踪し、その精神的な後遺症で両親が離婚、
その後、父が自殺、もう一人の姉とも没交渉になり・・・自身は精神的に不安定になった。
ポールと結婚してからはポールがクレアの親代わりみたいになり、支えてくれた。
ところがポールが亡くなってから・・・彼のパソコンから猟奇的なポルノ動画が出てきてから・・・
彼女の見ていた世界が何もかも変わった。夫、夫の親友、友人、母、警察、FBI
誰もが信じられなくなった。誰が味方で誰が敵なのか・・・
幸いにも没交渉だったもう一人の姉、リディアが駆けつけてくれて・・・
彼女とともに・・・悪に立ち向かう勇気を得て・・・


本日のベル




お気に入りのガムを噛んで・・・ごきげん

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ポテトキッシュ

2016-01-10 09:55:57 | 料理
進化したキッシュ。

ポテトを入れたので、あっさりしていて口あたりもよくて美味しかった・・・

材料(18㎝ケーキ丸型を使います)
ハインツのホワイトソース缶・・・1つ
しめじ・・・1/2パック
ベーコン・・・2枚
ほうれん草・・・1/2わ(茹でておく)
卵・・・2個
牛乳・・・100㏄
スライスチーズ・・・3枚

ポテトサラダ
ジャガイモ・・・中1個
茹で卵・・・1個
マヨネーズ・・・少々

パイ生地
強力粉・・・50g
薄力粉・・・50g
バター・・・50g
卵黄・・・1コ
水・・・20㏄

パイ生地とポテトサラダの作り方は割愛します。



作り方
1、フライパンに油をひいて、しめじとベーコンを炒める。
2、1に火を止め、ホワイトソース缶、牛乳、卵、ほうれん草を加えてよく混ぜる。
3、ケーキ丸型にクッキングペーパーを敷いておく。
4、3にパイ生地を敷いて、そこにポテトサラダを入れて、次に2の具材を流し込む。
5、4にスライスチーズをちぎって混ぜておく。
6、5を220度に予熱したオーブンを200度に下げて、35~40分くらい焼いて出来上がり。


さて本日のベル

最近の習慣

朝の散歩の終わりは・・・



仲よしのももちゃんといっしょに帰り、
ももちゃんちに寄り・・・



ももちゃんのお母さんからおやつをもらってから・・・



帰るのが日課です。


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『わたしを離さないで』

2016-01-07 10:01:15 | 本の紹介
byカズオ・イシグロ。土屋政雄訳。ハヤカワ文庫。

その前に・・・

新年、おめでとうございます。
今年も『ベルのきもち』とおつきあいください。
よろしくお願いします。

さて・・
日本で生まれ、5歳のときに家族とともにイギリスに渡り・・・ずっとイギリスで暮らされた
カズオ・イシグロの小説。

時は1990年代末、イギリスの特殊な施設、ヘールシャムで育ったキャッシー・Hが語る回顧録。
現在、彼女は介護人をしていて、その仕事も8か月後で引退、
そのあとは提供者になることが決まっている。
彼女はヘールシャルムでの生活、トミーとルースたちと暮らした日々を思い起こすが・・

保護官と呼ばれる先生、ときおり施設を訪れるマダム、生徒たちの絵や詩、アートの交換会、
毎月の健康診断、彼女たちはいつも数々の疑問をいだいていた。
キャッシーの回想で少しずつ真実が見えてくる。


本日のベル



朝の公園・・・
日が昇り、明るくなると散歩は終わり・・・



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