ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

アメリカミステリー『ゴーン・ガール』

2014-02-28 08:30:45 | 本の紹介
byギリアン・フリン。中谷友紀子訳。小学館文庫。


ニューヨークで雑誌記者をしているニックとクイズライターのエイミー。
ニックは突然、解雇され、やがて妻、エイミーも無職に。夫婦はニックの生まれ故郷のミズーリ州に戻ることに。
故郷にはニックと双子の妹、マーゴと介護施設に入居している認知症の父、癌で余命いくばくもない母がいた。
一方、ニューヨーク育ちのエイミーには夫婦とも児童心理学者で作家の両親がいた。
エイミーの両親は一人娘のエイミーを主人公にした『アメージング・エイミー』という児童文学のシリーズを書いていて、幼いころからエイミーは完璧な少女として育てられた。
ニックに連れられてミズーリの片田舎に転居したエイミーは専業主婦になり、ニックはエイミーの貯金で妹、マーゴとともにバーを経営する。
ミズーリに来て2年後、結婚5周年の記念日のある日、エイミーは突然、失踪。居間が荒らされ、キッチンに血痕があったことから事件の様相を帯びてきて・・・ニックが疑われ・・・
ニックの視点から語られる物語とエイミーの日記が交差しながら、ストーリーが展開していき・・・やがて衝撃の真実が浮かび上がる。




白いピクルス

2014-02-18 14:37:59 | 料理
大根を使ってピクルスを作ってみました。

容器は1リットル容器を使用。作って3時間くらいすれば食べられます。
酢はふつうの酢でもかまわないのですが、千鳥酢は値段は少し高めですが、まろやかでつんとこないのがよくて、町のスーパーマーケットで手に入れられます。
作り方はもう一度、紹介します。以前、紹介した彩り豊かなふつうのピクルスも参考にしてね。

材料
大根・・・半分くらい。
  
  1、大根は皮を厚めに剥いて1センチ角、5~6センチの長さにそろえて切っておく。
  2、鍋に湯を沸かし、ぐらぐら沸騰したらスティック状の大根をどっと入れて、20秒軽くゆでる。


ピクルス液

千鳥酢・・・カップ1
水・・・カップ2
砂糖・・・80g
塩・・・小2
赤唐辛子・・・1本
ローリエ・・・1枚
粒こしょう・・・20粒

  3、ピクルスの材料を小鍋に入れて、塩や砂糖が溶けるくらい軽く火にかける。
  4、3に2の大根をひたす。

  以上でできあがり。1週間間くらいで食べきるといい。




ベル、第3の帰宅促進グッズ。

2014-02-16 09:08:51 | ベル
散歩に出ると、なかなかおうちに帰りたがらないベル・・・に、
おたすけグッズの骨ガム。
使いまわしのその骨ガムも何度目かの使用で、
とうとう3つに割れてしまい・・・



庭に埋めました。
次に登場したのが、これ。


縦にさけるチーズ。固くてしっかり、噛み心地オーケー。
しかしこれも帰途、道の真ん中でむしゃむしゃ。


最後に登場、ミルク味のガム。
いつまでもつかな。いつまで飽きずにいられるかな。

オーストリアミステリー『黒のクィーン』

2014-02-09 10:15:50 | 本の紹介
byアンドレアス・グルーバー。酒寄進一訳。創元推理文庫。
『夏を殺す少女』で鮮烈なデビューを飾ったアンドレアス・グル―バーの第2作。
昔の映画俳優やミュージシャンのサインや資料を求めて骨董市を見て歩くのが趣味の探偵が主人公。


オーストリア、ウィーン在住のフリーランスの保険調査員、ホガートはメディーン&ロイド保険会社の支社長、ラストから依頼を受ける。
その内容とは・・・ウィーンの美術館がチェコのプラハの展覧会に貸し出された絵画が偽物にすりかえられ、焼失。調査に出向いた調査員が失踪、その調査員はラストの姪で、彼女と本物の絵画を探し出してほしいというもの。
ホガートはさっそくプラハに飛び、彼女を探しているうちに連続殺人事件に巻き込まれていく。その猟奇殺人事件とは、毎月1日に首と手を切り落とした死体がビロードでくるまれた状態で発見されるというもの。調査の過程で、ホガートは、美貌の女探偵、イヴォナと、暗黒街のボス、ウラディーミル・グレコとかかわることに。

中世のお城のような建物、市内を流れるヴルタヴァ川、影の部分の多いプラハの街並みのイメージが印象的。
ハードボイルドの舞台としてぴったり。


レシピにひと工夫、アップルパイ(作りやすい分量で)

2014-02-03 16:07:57 | ティーフード
前に『どうにもうだつがあがらない、アップルパイ』でレシピを紹介しましたが。
ここではそれにちょっとした訂正をさせてもらいます・・・といってもたいしたことではありません。
パイ生地を作る際の卵黄。
卵黄だけを使うと・・・あとの卵白が余ってしまい・・・あとで別の料理に使えばいいのに、つい忘れてしまうのでした。
そこで・・・卵1個から、ドリールとして半分の卵黄を残してパイ生地に入れてしまい、冷水80㏄→60㏄に調節して、パイ生地を捏ね上げるのです。
これだと無駄がなくなりました。
できあがったパイ生地の味は変わらず・・・めでたしめでたし。

ところでパイの形はどうにかならないのかと・・・
パイ皿で焼くより、パイ皮に煮リンゴを包んで、オーブン皿で直に焼く方が美味しいです。

このアップルパイの作り方は以前の『どうにもうだつがあがらない、アップルパイ』を参照のこと。