byメアリー・クラーク。深町眞理子訳。
7年前の自分の誕生日に二人の子どもたちを亡くし、その殺害容疑がかかったナンシーは唯一の証人が亡くなったため、裁判では有罪にはならなかった。髪を切り、髪の色を変え・・・それまで住んでいた土地を離れ、新しい土地で恋に墜ち・・・再婚した。今はやさしく愛情いっぱいの夫と二人の子どもに恵まれ、幸せな生活を送っていた。
しかし自分の誕生日にまた、二人の子どもたちが失踪したことから、悪夢がよみがえった。
メアリー・H・クラークの第2作。1作目は日本では刊行されなかったことから、これが日本での第1作になる。