ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

『ベロニカとの記憶』

2018-02-18 08:39:33 | シネマ


監督:リテーシュ・バトラ。出演:ジム・ブロードベント。シャーロット・ランプリング。

トニーは年金を受けながら道楽でこぎれいなライカのカメラ店を営んでいる。
すでに弁護士の妻とは離婚しているが、出産間近のシングルマザーの娘とともに元妻とは適度な交流を続けている。
ある日、見知らぬ法律事務所から手紙が届く。それは40年以上も前、トニーがケンブリッジ大の学生だった頃、
つき合っていた恋人、ベロニカの母が亡くなり、彼女はトニーに遺品として日記を遺したというのだ。
その日記はベロニカの母のものではなく、トニーの親友、エイドリアンの日記だった。
エイドリアンはトニーの恋人、ベロニカと付き合っていたが、その後、自殺した。日記には何が、書かれていたのか。
トニーはベロニカと会い、過去と向き合おうとするが・・・

さて、別の日のベル。





お散歩中。
家に帰ったら・・・






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路上のX

2018-02-14 13:51:40 | 本の紹介


by桐野夏生。朝日新聞出版。

ある日、突然、両親の経営する飲食店がつぶれ、親は夜逃げしたと伝えられ、
真由は父方の叔父の家に預けられることになった。そこは公団住宅で狭く、
叔父は酒飲みで身体を壊して、今はバイトで働き、叔母は介護の仕事をしている。
彼らの娘二人は小学生。高校生の真由は彼らに疎まれ、ごはんもろくに食べさせてもらえない。
やむなく夕方から渋谷のラーメン屋でバイトするが・・・ある日、とうとう叔父の家を出る。
しかし行くあてがなく、JKをしながらその日暮らしをしている一つ年上の少女、リオナと知り合う。

さて、ある日のベル。



今年もまた、山焼き・・・で、足が真っ黒。






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『羊の木』

2018-02-04 13:15:54 | シネマ


監督:吉田大八。脚本:香川まさひと。原作:「羊の木」山上たつひこ、いがらしみきお。
出演:錦戸亮、木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平。

過疎の海辺の町、富山県魚深市。市は過疎対策の一環で、刑務所帰りの人物を受け入れ、
住居と仕事を提供し、この町で10年以上過ごしてもらうという極秘プロジェクトを立ち上げた。
試しに男女6人、殺人で刑期を終えた元受刑者を受け入れることになり、市役所職員、月末は
彼らの世話をすることになった。彼らが犯罪に手を染めることになった、様々な動機が明らかになっていくなかで、
今年もまた、祭りの日が近づき・・・祭りはなんとか無事に終わったが、その一枚の写真が全国紙に載ったことから、
元受刑者のひとりを探して、中年男がこの町にやってきた・・・

さて、本日のベルは・・・





早く散歩につれてって。

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『わたしの本当の子どもたち』

2018-02-02 14:08:37 | 本の紹介


byジョー・ウォルトン。茂木健訳。創元SF文庫。

1949年、オックスフォード大学を卒業して、コーンウォールの私立女学校で教師をしていたパティは、
学生時代から交際していたマークに求婚されるが・・・ここから二つのパラレルワールドが始まるのだった。
つまり教師を辞め、マークと結婚して、オックスフォードで新婚生活をスタートする。
マークは冷たい保守的な男だったが、彼との間に4人の子をもうけるが・・・

あるいは、マークに求婚されるが、彼と別れることを選んだパティはそのまま教師を続け、
傷心旅行で訪れたイタリアに感動、ガイドブックを上梓し、のちにビイというパートナーを得て、
カメラマンのマイクルと知り合い、ビイの子どもと合わせて3人の子持ちになる。
2015年、介護施設に入居したパティは認知症で、どちらの人生が自分の本当の人生かどうか・・・
混乱して・・・

さて、今日のベルは。


おうちで昼寝。



時々、散歩。






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