ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

『ささやかな頼み』

2017-06-30 15:01:33 | 本の紹介


byダーシー・ベル。東野さやか訳。ハヤカワ文庫。

ニューヨーク郊外の閑静な住宅街に住むステファニーとエミリーはともに4歳児の男の子を持つママ友。
ステファニーは若くして事故死した夫の保険金と持ち家で働かなくても、息子二人暮らしていける。
一方、エミリーは大手の投資会社に勤務している、ハンサムな夫を持ち、
自身はアパレル会社の広報を担当しているキャリアウーマン。
ある日、エミリーは息子をステファニーに預けて、行方不明になる。
ステファニーは自身のブログでエミリーに関する情報提供を呼びかける。
エミリーはなぜ愛する息子を残して失踪したのか。
それからしばらくして、エミリーの指輪をはめた遺体が湖からあがるが・・・
純粋な友情が悪意に変わるとき、ステファニーは・・・エミリーは・・・

さて本日のベルは・・・



昨夜、雷鳴で怖くて眠りにくかったベルは、
朝から熟睡・・・

フルーツケーキ

2017-06-28 09:17:25 | ティーフード


ラム酒に2晩漬け込んだドライフルーツを使いました。

材料(18㎝パウンド型)
バター・・・100g
三温糖・・・90g
卵・・・2個
アーモンドプードル・・・20g
薄力粉・・・90g
BP・・・小1/2
シナモンパウダー・・・少々
ドライフルーツ・・・75g(オレンジピール、チェリー、マンゴー、パイナップル、レーズン)
ラム酒・・・60cc

作り方はパウンドケーキを参照してください。

170度に予熱したオーブンで約40分焼いて、出来上がり。

さて、本日のベルは・・・



朝、公園に着くと動かず。



変顔

『セールスマン』

2017-06-25 12:48:32 | シネマ


監督・脚本 アスガー・ファルハディ、出演 シャハブ・ホセイニ、タラネ・アリドゥスティ。

高校教師のエマッドと妻、ラナは市民劇団に所属していて、近々上演予定の
『セールスマンの死』の舞台稽古に勤しんでいた。
そんなある夜、来週受ける脚本の検閲準備のため、エマッドは劇団に残り、先にラナが帰宅。
入浴中、インターホンが鳴ったのでてっきり夫だと思い、部屋を開けてしまう。
しかしそれは夫ではなく、見知らぬ男で、ラナは暴行を受けてしまう。
怪我を負ったラナは隣人に助けられ、病院で治療を受けたが、ラナと夫は警察に通報することを躊躇する。
部屋に男が残した車のキーを頼りに、エマッドは犯人捜しをはじめる。
被害に遭ったラナを隣人や劇団の仲間たちは同情するが、被害が被害だけに戸惑い、
遠巻きに見つめ・・・そんな周囲の視線に夫妻はやりきれない。
やがて、衝撃のラスト。
男の正体がわかったとき・・・妻は・・・夫は・・・
急速に近代化されつつあるイランの都市を舞台に劇中劇、
アーサー・ミラーの戯曲『セールスマンの死』をモチーフに古い価値観、
モダンな生活感にとまどう若い夫婦の心理を描く・・・

さて、本日のベルは・・・



お父さんが外出、わたしも一緒に連れてって


『犯罪は老人のたしなみ』

2017-06-21 15:36:54 | 本の紹介
byカタリーナ・インゲルマン・スンドベリ。木村由利子訳。創元推理文庫。



ダイヤモンドホームは経営者が変わって、すっかりしょぼくなった。コーヒーや外出も制限され、
食事は冷凍食品をチンするだけのものを出され、職員も減らされ、いたるところ経費節減されて。
刑務所を扱ったテレビの番組を見ながら、こんなことなら囚人のほうがまだましと、
79歳のメッタはため息をつくのだった、ならば・・・犯罪を犯せば囚人になれる・・・
とばかりに同じホームの友人をそそのかし、老人犯罪組織を結成する。
80歳前後の彼ら、5人はある日、職員の目を盗み、とうとうホームを飛び出してしまう。
資産家のアンナのカードで老舗ホテルのスィートルームに連泊、存分に美味しい食事と
ワイン、サウナを楽しみ、美術館の名画を盗む計画を立てるのだった。

さて、別の日のベルは・・・





暑くて。

進化したあんケーキ

2017-06-18 14:53:23 | ティーフード


シナモンが仄かに香るあんケーキを作ってみました。

材料(18㎝ケーキ丸型)
バター・・・100g
三温糖・・・70g
卵・・・2個
薄力粉・・・90g
アーモンドプードル・・・20g
ベーキングパウダー・・・小1/2
シナモンパウダー・・・小1/2
あん・・・80g

作りかたは以前のあんケーキを参照ください。

予熱したオーブンで約30分、焼いて出来上がり。

さて、本日のベル。


もうお腹いっぱい。

『刺青の殺人者』

2017-06-14 16:00:34 | 本の紹介


byアンドレアス・グルーバー。酒寄進一訳。創元推理文庫。

『夏を殺す少女』で出会った、ドイツ、ライプツィヒ刑事警察の警部、ヴァルターと
ウィーンの弁護士、エヴェリーンが事件を通じて再会、個別に事件を解決していく・・・
シリーズものになればファンとして喜ばしいことです。
さて、本編は・・・ライプツィヒで起こった猟奇殺人事件を皮切りに、
ドイツの国境を越えて隣のチェコ、オーストリア、スロヴェニアなどでも
同じような殺人事件が発生。いずれも被害者は若い女性で、全身の骨が折られ、
血が抜かれていて。ライプツィヒで発見された遺体の身元はベルリン在住の女性ミカエラの長女だと判明。
彼女は遺体の、確認にライプツィヒにやってきてヴァルターと出会う。
ミカエラの次女も失踪しており、彼女は次女を探し始める・・・

さて、本日のベルは・・・



今日はお父さんが車でお出かけ。わたしも連れてって・・・



ああ、行っちゃった。

エジンバラ〜湖水地方〜ロンドンの旅終

2017-06-05 07:41:28 | 旅行
5月15日(月)
最終日。まずはタクシーで、ナショナルギャラリーを目指しました。
ロンドンのタクシーは・・・
ブラック・キャプと呼ばれ、黒のオースティン。最近では色鮮やかな広告の派手な車も多くなったが。
車内は広く、5人まで向かい合わせにすわれる。

ロンドンのタクシードライバーは・・・
普通自動車第二種免許があればなれる、日本のタクシードライバーとちがい、
ノリッジ(knowledge of London)試験に合格しなければならない。
この試験は、ロンドン市内の地理、道路、施設を熟知、出発地から目的地までの
最短距離を出さなければならないというもので、タクシードライバーになるまで3、4年くらいかかるそうです。

その後、ピカデリーサーカスへ。このサーカスは広場の意味。



あいにく小雨模様。



お昼は、昨日から気になっていた、wasabiという和食のお弁当屋さんに。



照り焼きチキン焼きそば。
この焼きそば、どうも黄色のスパゲティみたいな、味。
照り焼きチキンのソースも甘酸っぱい、お醤油の味なんですが、なんか不思議な味でした。

旅行から半月ほど経ちましたが、朝食に必ず、出ていたベークドビーンが懐かしく・・・

なんとか自分で作ってみました。



豆が大きかったものの、こんな感じの味です。



ついでに豆のスープも。

さて、別の日のベル。







おやつをキャッチ。

エジンバラ〜湖水地方〜ロンドンの旅5

2017-06-04 08:33:49 | 旅行
5月14日(日)
この日はロンドン市内観光。
まず、


ウェストミンスター寺院。13世紀、ヘンリー3世によって建てられた。ここにはエリザベス1世のお墓も。



国会議事堂/ビッグベン。
ネオゴシックの建物。







ロンドン市庁舎。





ロンドンタワーブリッジ。



ロンドン塔。



ここでは世界最大級のワタリガラスが飼育されていて・・・



カラスは大切にされていて、お墓まである。







ロンドンで人気のワッフルアイス。店の前には行列ができていました。



大英博物館。イースター島の人造彫刻(モアイ)が・・・



人面有翼牡牛像。





ロゼッタストーン。



ニムラッド・ライオン狩りのレリーフ。



ヌルイデス・モニュメント
トルコ南西部で発見された神殿風の墓廟。



楔形文字。







ラムセス2世の胸像。



ゲイヤー・アンダーソンの猫。古代エジプトで女神パステトの化身として敬われた猫のブロンズ像。



ポートランドの壺。後のウェッジウッドの作品に影響を与えました。



ウルのスタンダード。ウルの遺跡から出土した副葬品のひとつ。楽器の音響箱だと考えられています。





とても1日では見きれません。





地ビールが美味しいです。



オニオングラタンスープ。これだけでもボリュームがあります。





レモンタルト。



さて、別の日のベル。



公園でちょっとおどけてみせる、ベルでした。



ドーセットアップルケーキ

2017-06-03 08:53:33 | ティーフード


生地に刻んだ林檎をたっぷりいれて、しっとりと焼きあげました。
シナモンパウダーの効いた、ドーセット地方のバターケーキ。

イングランド南部の町、ドーセットはアップルケーキの発祥の地。
ドーセットティーという紅茶のブランドも有名。

さて、本日のベル。

朝の公園で子猫が2羽のカラスに追いかけられていて、ベルはびっくり。



朝日を、浴びて、うとうと・・・ベルは夢のなか。



エジンバラ〜湖水地方〜ロンドンを訪ねる旅4

2017-06-02 13:00:03 | 旅行
5月13日(土)
コッツウォルズを経てロンドンへ。
まず訪れたのは、ボートン・オン・ザ・ウォーター。


ウィンドラッシュ川のほとりにショップやカフェが立ち並んでいて・・・









バイブリーへ。
かつてこの地に在住のウィリアム・モリスがイングランドで最も美しい村と絶賛した村。


アーリントン・ロウ。
14世紀に建てられた石造りのコテージ。









コルン川にはマスが泳いでいる。



ランチにフィッシュ&チップスをいただきました。



地ビールも美味しい。





午後、ソールズベリーにあるストーンヘンジへ。
広大な草原に、巨石群ストーンヘンジが・・・
紀元前3000年くらいに作られたと言われる。









ロンドンのホテルで、夕食。





ローストポーク。



レモンタルト。

さて、別の日のベル。

ひとりお留守番のベルは・・・



鼻の頭に土が・・・







穴掘りに忙しかった・・・のでした。