ふるさとは 誰しも懐かしく それぞれの映像が蘇る
誰かと話したら 尽きぬ想い出が いっぱいに溢れだすだろう
ふるさとは 遠くにありて思うもの・・・
昨日は区内の介護施設へ音楽訪問だった
30人くらいだろうか 私の来るのを待っている
器材をセットして 音出しに気ままにメロディを弾きだすと それでも歌う方が居る
色々な曲に 楽しめるように笑いのトークを混ぜる
トークに関連して 利用者さんから あちこち声がかかる
その声も少し拾う 短い会話にもする 私と話せることで喜んでいるからだ
あまり 一人の方との会話にならないよう たまには打ち切って進行する
ダメ 何人もいっぺんに語りかけないで~ 皆さんが笑う
こんな信頼関係が 歌の時間を楽しく過ごせるのだ
さあ 次は 旅の夜風 映画 愛染かつらの主題歌ですね
えっと 誰が出ていたんだっけ? 時には知っていても発言を促す
ほら 田中絹代さん と声がかかる 男は誰? 上原謙さんだよ
加山雄三さんのお父さんですよね 映画見て居ないから どんな良い男だったのだろう
もしかして 私に似ている? 大笑い・・・私の若い時は良い男だったのですよ~(笑)
ストーリーは覚えている? うん うん と皆さんが頷く
信州のある街の青年医師と看護婦さんの物語でしたよね
その医師が 看護婦さんを見初め 結婚しようと迫るが 彼女は返事を躊躇っている
高石かつえさんだね 死に別れた夫との間に 6歳の女の子が居るのだ
医師の周囲は反対するが それでも良いと街を飛び出し 京都で開業しようと言う
ようやく彼女も決意して 彼が指定した汽車に乗る為 新橋駅に向かった
だが 彼女の子どもが熱を出し家を出るのが遅れ 指定の列車は出て行ったあとだった
失意の彼は京都へ着いた 彼女も追いかけて行ったが 彼の友人に追い返された
歌詞の 可愛い子どもは 女のいのち とあるが この子のことである
加茂の河原に 秋長けて 新生活を夢見て行った彼の住む地である
すれ違いの男女の愛でしたよね~ 思い出しましたか~
この映画は昭和13年 映画と愛染かつらの主題歌が大ヒットした
歌詞については もちろん軍部の検閲がある
男柳がなに泣くものか 微妙に柳に感情を載せて この検閲を免れている
信州・別所温泉 北向き観音に愛染かつらがある
そうそう 俺の故郷だよ~ 男性が嬉しそうに語る 話し出したら止まらない
写真は一昨日歩いた荒川河川敷 平井付近
河口まで5キロ これにつられてゼロ地点まで歩いたことがある
海はまだ見えなかった 埋め立てず進み 更に3キロくらいだった
バッタが見えますか?
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