嫌 嫌 嫌と首を振る 本当に嫌かと思ったら 嫌よ嫌にも裏がある
捨てちゃ嫌よとすがりつく・・・・
これは まつのき小唄の一節 ホントにおんな心って分らないね
これで 何度 私は泣かされたことか
好き好き好きよだって ホントに分らないんだよ
今では 女はメンドクサイ！・・・・・・・それでも女は可愛いね
介護施設のうたごえには いつも笑えるジョークを入れる
一斉に笑顔が浮かび 私の話にも親しそうな顔を向ける
歌声も幾分大きくなり この時間が楽しいといつも待っていてくれるのだ
昨日もブレザーと赤いサンタ帽 びっしり決めて顔を合わす
先生 格好いい なんて声もかかる 先生大好きと言う方も・・・
ありがとう・・・でも ここではある程度ホンモノ 好かれる先生で居たい
啼くな小鳩よ 心の妻よ～
どう？ こんなこと昔言われた？
昔 みんな小鳩だったんだよ 一寸今は育ちすぎていけれどね・・・
晴れた空そよぐ風～憧れのハワイ航路・・・
年末年始は 芸能人はみんなハワイへ行くんだよ
私たちも行こう！ 歌を歌ってハワイ気分だよ ・・アロハ・・・
月がとっても青いから 遠回りして帰ろう～
いいね 若いときは 浅草も上野も近かった
今なら 寒いから早く帰ろうよ 家でこたつに入って風呂でも入りたいね
こんな調子で のびサンタの歌の時間は過ぎて行く
終わりの時間で 車椅子で押されて帰る人たちの姿が 名残惜しそうだ
それでも楽しい時間が共有できただろう
まつのき小唄は手拍子が入るくらいで面白い
昔ならこんな歌って 馬鹿にしていたが 今ではレパートリーに入れてある
時にはくだらなく聴こえる歌も 歌う方たちによっては活きて来る
まつのき小唄の歌詞
松の木ばかりが まつじゃない 時計を見ながら ただ一人
今か今かと 気をもんで あなた待つのも まつのうち
好き好き好きよ みんな好き あなたのすること みんな好き
好きでないのは ただ一つ かげにかくれて する浮気
うそうそうそよ みんなうそ あなたの言うこと みんなうそ
うそじゃないのは ただ一つ あの日別れの サヨウナラ
恋にもいろいろ ありまして ヒゴイにマゴイは 池の鯉
今夜来てねと 甘えてても 金もって来いでは 恋じゃない
替え歌バージョン ビールの場合
キリンばかりがビールじゃない アサヒもサッポロもみなビール
だけど私が欲しいのは 今宵あなたの唇(くちびーる)
ボケ予防版
風邪をひかずに 転ばずに 笑い忘れず よく喋り
頭と足腰 使う人 元気ある人 ボケません
スポーツ・カラオケ 囲碁俳句 趣味のある人 味もある
異性に関心 持ちながら 色気ある人 ボケません
年をとっても 白髪でも 頭禿げても まだ若い
演歌唄って アンコール 生き甲斐ある人 ボケません
まだ 明日も 施設の音楽訪問がある
のびたは 知性も教養も みんな隠して 笑いのタネをあちこちに撒く
本当は 人見知りの多い 無口の性格であるのだが・・・ホントだってば！
最後までお読みくださいまして有難うございました
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