北朝鮮、石炭ガス化を加速 制裁に対抗、中国企業が協力
2018年12月18日 06:51
2018年12月18日 06:51
【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは17日、制裁下にある北朝鮮が中国企業の協力で、自国産の石炭をガス化して産業に活用する動きを加速させていると伝えた。輸入制限された石油を軍部に優先的に回している可能性があり、専門家からは「北朝鮮は少なくとも2、3年は何とかやっていける」との見方が出ている。
北朝鮮は国連安全保障理事会の制裁により石油の輸入が制限され、昨年8月の安保理決議では国内で豊富に採掘される石炭の輸出が禁じられた。
外交関係者や専門家の分析によると、北朝鮮は2016年から石炭の活用を強化した。