シリア撤収で「経費節約」 米大統領、決定正当化
2018年12月21日 06:33
2018年12月21日 06:33
【ワシントン共同】トランプ米大統領は20日、内戦下のシリアから米軍を撤収させる決定に与党共和党からも相次ぎ異論が出ていることについて「兵士の命や多額の経費を節約することに反対するなんて信じ難い」とツイッターに投稿し、撤収決定を正当化した。
トランプ氏は過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を巡り「どうして、われわれの敵であるシリアやロシア、イランのために駐留し、ISを殺さなくてはいけないのだ?」と疑問を提示。「若者たちを帰還させ、自分の国のことに集中すべき時だ」と訴え、「米国第一」主義を優先する姿勢を改めて鮮明にした。
(共同通信)