番組出演教授の韓国人差別発言
ヘイトを許さない
名古屋 CBC前で抗議集会
ヘイトを許さない
名古屋 CBC前で抗議集会
(写真)CBC局舎(左のビル)に向かって抗議の声を上げる集会参加者=31日、名古屋市中区
CBCテレビ(名古屋市中区)が制作する情報番組「ゴゴスマ」で、出演した武田邦彦氏(中部大学教授)が韓国人などに対する差別発言を行った問題で31日、市民ら90人が参加し、同社前で、発言に抗議する集会が行われました。
集会では、CBC社屋に向かって、「ヘイトを許すな」「武田を出すな」などとコールを繰り返しました。集会を呼びかけた中村区の男性(44)は「きょうはたくさんの人が集まった。それだけ多くの人が怒りをもっている。来週からの放送も、差別発言がないか、市民がしっかり監視していこう」と訴えました。ジャーナリストの安田浩一氏も急きょ駆け付け、「ヘイトを放送で流すことを許してはいけない」と抗議の声をあげました。
CBC社長宛てに「二度とヘイトを煽(あお)るような放送はしない」ことなどを求めた抗議文も提出。当初は警備員が受け取りを拒否しましたが、最終的に担当者が受け取りました。
武田氏は27日放送の同番組で、ソウル旅行中の日本人女性が現地男性から受けた暴行事件を扱った際に「路上で日本人の女性を、訪れた国の男が襲うのは世界で韓国しかない」「日本男子も韓国女性が入ってきたら暴行しないといけない」などと発言していました。
「ゴゴスマ」はCBCの他、全国のTBS系列12局にも同時ネット。CBCは武田氏の発言に対し、30日放送の同番組内で「不快な思いをされた方々におわびいたします」と謝罪しています。
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