『日本共産党の百年』
現在の政治に直結する内容
スポーツ紙コラムで紹介
党史『日本共産党の百年』が、メディアで話題です。日刊スポーツ26日付コラム「政界地獄耳」は、「共産党100年 存在の重み」との見出しを立て、「書き方は相変わらず難しいが率直な認識が込められている。その中には党外交、野党間の連携の歴史など現在の政治に直結するものも多い」と評価しています。
コラムは、日本共産党の志位和夫委員長が25日の『百年』史発表記者会見で、100年の重み、歴史への貢献などを語ったことを紹介し、「確かに100年を迎える政党が世界に幾つあるだろうか」と強調しています。
さらに、「100年史は出来事の羅列だけではない」「同党はなかなか誤りを認めないとの批判を浴びるが、党史ではさまざまな誤り、歴史的制約もある中、自己改革を率直に書き込んでいる」と指摘。『百年』史で、旧「優生保護法」に対する党の態度の問題について新たに「党の責任は『不作為』にとどまらず、旧『優生保護法』改定に賛成したことにありました」と叙述したことに触れ、「再度検証し是正している」と紹介しています。
最後に、この間の日本維新の会の馬場伸幸代表の発言にも言及し、「党勢拡大の勢いで共産党を『日本からなくなったらいい政党』と言い放ったが、この歴史と存在を否定する権利はない」と批判しています。
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