街でかかってると、つい立ち止まって聴いてしまう曲がある。
そんな曲の一つが、マイケル・ジャクソンの「スマイル」だ。
チャールズ・チャップリンが作曲したもので、インストルメンタルで映画に使われた。
その後、作詞され、ナット・キング・コールが歌った。
でも、僕は、なんと言っても、マイケルの「スマイル」好きだ。
マイケルが優しい顔で「ほら、笑いなよ」って語りかけてくれる感じがするから。
この歌は、何気なく聴いてると気づかないが、ちょっと変わったところがある。
というのも、題名とは違って、この歌を聞いてもぜんぜん笑えないのだ。
曲が流れると、むしろ、辛かった頃の記憶がよみがえる。
大切な人を失って、真っ暗な暗闇の中で、先がまったく見えず、悲しみにうつむいていた頃の僕に。
でも、それだからこそ、マイケルの「Smile、笑いなよ」って言葉が心に響いてくるのだ。
コロナのせいで失業したり、絶望的な気分になったら、ぜひこの歌を聴いて欲しい。
それにしても、スマイルって歌なのに、うるうるして思わずポロッと涙が出てしまうんだよね。
この矛盾を、どう考えてるのだろうね。歌を作った人は。
まったくさ。
Smile and maybe tomorrow You'll find that life is still worthwhile.
「微笑めば、きっと明日は、人生まだまだ捨てたもんじゃないさって思えるんだ」
SMILE Michael Jackson ≪ 日本語字幕・和訳≫