よく質問があるのでここで回答します。
土地価格の二極化、利便性の高い住宅地などは上昇、農家集落は下落という状況がずっと続いてますね。
土地の上昇は今しばらく続くというのは大多数の意見ですが、反対に農家集落の下落はどこまで行くのか?というお問い合わせをいただきました。
農家集落それぞれについて、土地価格の地域的な下限というものがあると思われるので、その底を打つあたりまでは下がるだろうというのが私の意見、
大雑把に言えば
宅地>宅地見込地>農地>林地の順番の価格ランキングとなっていると思います。
宅地が林地を下回ることはないし、農地が宅地を上回ることはないというの考えでして、
概念的に言いますと土地というものが人間の生活に作用する時点で価格が存在すると考えてます。
公売とかでたまにゼロ円という物件を見かけますし、相談でもタダでもいらん、金払うから持ってってくれ!という相談も受けます。
確かに、古い建物があれば、それのメンテナンス代を考えればタダになる可能性もあります。
しかしリフォームベースで考えるのであれば、ゼロ円から価値を増幅させることも可能、すなわち、市場の受け取り方で価値がある、なしの判断が可能となります。(そういう市場を代表して価格を付けるのが不動産鑑定士なんですが)
ですのでいきなりゼロ円で!というのは私的には少し抵抗があります。
田舎での土地価格は下がり続けるがゼロ円にはならない、ちゃんとボーダーがあるというのが私の考え方です。
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