かいつぶりの日々

山林関係に強い不動産鑑定士「合同会社鳰不動産鑑定」のブログです
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日本の山の価値その1

2011年04月05日 | 日記
もう春ですね。彦根では桜の開花宣言がありました。花見のシーズンになりましたが、春といえば杉花粉…。今年はえらく多い年だそうで…。


周囲の山を見てふと山の鑑定についてご説明しようかとおもいました。


現在山に生えている杉の木は戦後の日本の政策で全国一斉に植林されたものが多いと聞いております。

杉の伐木樹齢(切って商品に出来る樹齢)はだいたい40~50年…。戦後の政府が住宅用資材に使えるように植林後の50年後も見越した思われますが、そのシミュレーションした50年の間に、外国製の材木が大量に輸入されることは想定されていなかったようで、材木価格が値崩れを起こし、せっかく生えている山林の材木を切り出しても採算が取れないような状況にあります。


ですので、採算がとれない→後継者もいない→林業会社の閉鎖が目立ちはじめ、私の住んでいる滋賀県の周辺の山でも手入れされていない山が多くなり、問題となっております。


採算が取れない林業の存在により、不動産鑑定士のほとんどの先生は林地の価値をほとんど土地値のみで判断されることが多いです。


他方、相続税評価では立木価格も評価対象として見ております。実際に価格がゼロというわけでもなく、木が生えていたら何らかの価値があるものと考えてます。ですのでいくら不採算の山であっても立木価格がゼロとはいわないようです。



以上により、実勢と公的(相続税評価)との間には著しいギャップが発生しているわけです。

ですので、ケースバイケースですが材木の価値をゼロと判断するのはかなり危険なことだと私は思っております。

次回はどこで何を調べるかをご説明したいかと思います。




ご褒美を作りました。

2011年04月03日 | 日記
前回のブログでお話ししたガンプラを作ってみました。

プラモデルというおもちゃは子供から大人までしっかり楽しめる趣味ですね。


特に今のガンプラはスゴイです、関節はあちこち動くし配線や細かい線も再現しているし何よりも色を塗らなくても9割ほど完成することでしょうか。
子供の時はシンナー系の塗料にまみれて塗ってた記憶があります。

また、子供の時に調子乗って動かして関節を「骨折」することもしばしばありましたが、ポリキャップ等を積極的に取り入れているため「骨折」はもちろん関節がゆるくなる「脱臼」もないですね。


私のように手先が不器用な人でも今のガンプラは子供の時以上に楽しめますね。

次の地価調査までにもう一機ほしくなりました。



武器の代わりにギターの置物を持たせてみました。びっくりするほど似合ってます(笑)