原点

人は一人で生まれ　人は一人で死んでゆく

誰もが人に養われ　人の子は働き出す

朝が来れば顔を洗い　夜が来れば布団に入る

人としての営み　繰り返される四季の中

なんのために生きているのか

足元のアリたちが知っている

なんのために働くのか

人を刺すハチが知っている

正論で　人を責めないで

道徳で　人を裁かないで

理性で　人を打ちのめさないで

していいこととしてはいけないこと

頭ごなしに聞こえるだけ

正気でいられなくなるから

自分が正しくても　間違いを指摘するのはよしておこう

誰だって自分の間違いに　混乱して　自分を責めるから

罪深い人を　逃がそう

綺麗ごとを　許そう

人は一人で生まれ　人は一人で死んでゆく

誰もが人に養われ　人の子は働き出す

again

風の強い　４月の午後

訪れたあなたのドア

少し大人になったあなたが

ドアを開いた

変わらないで　そう願って

あなたから去った　あのころ

今もまだ　想うのなら

もう１度　僕を愛して

again

あのころの想い出が　少しずつ変わっていく

これからあなたと　新しい想い出に塗り変えていく

これが本当の愛だから　僕の心だから

あなたから　抱きしめていて

このまま　抱きしめていて…

静寂

あなたが去って行った春の日

桜舞い散る木の下で

あれは約束のない別れ

次に出逢えるのはいつ

ひとり暮らしの部屋は　

静かすぎて　猫も寝ている

あなたがいなくても　生きている　

そんな自分がさみしくて

恋なんて　もういらないの

愛なんて　もう通り過ぎたの

夢も希望も　春の日差しのように　

今はもう　かすかにまぶしいだけ

恋なんて　もう終わったの

愛なんて　もう通り越したの

期待も憧れも　春の日差しのように　

今はもう　かすかに輝くだけ

ひとり暮らしの部屋は

静かすぎて　すべてが終わったよう

あなたがいなくても　生きて行ける

そんな自分が哀しくて

わずかな光を頼りに　今日もひとり　朝を迎えた

今日もひとり　朝を迎えた…

こんなわたしにも　どうか　静かな眠りをください

ナチュラル・カラーズ・レディー

イルミネーションが揺れる　４月の湘南の夜

キミのくちびるを　自然見つめる

誘惑させるつもりで　呼び出したの？って

海風に振り返る　たなびく髪にキミの香り

月光が映し出す　キミのプロフィール

衝動で抱きしめる　切なさに

ナチュラル・カラーズ・レディー

海辺に調和した　キミのファッション

潮風に揺れるシフォンのスカート　

夜に映えて綺麗な色だね

ナチュラル・カラーズ・レディー

僕に応えてくれた　キミのパッション

キミの身体の熱さを　抱きしめたまま　

夜に感じて　綺麗な海だね

綺麗な海だね…

台湾旅行

今年も旅行シーズンがやって来る

去年はロサンゼルスへ行ったね

今年もシーズンオフにしよう

ゆっくりできるところがいいね

「台湾はどうかしら？」彼女が言う

「台湾、いいね」僕が答える

今年は台湾旅行にしよう

おいしいもの食べて　のんびりしよう

今年は台湾旅行へ行こう

思い出になるように　楽しくしよう

今年もあっという間だね　彼女が言う

すぐに旅行の季節になるね　僕が答える

毎日あっという間だね　彼女が言う…