彼方 遠く あの人が
今もあの場所で 生きている
遥か 遠く あの人が
今も懐かしく 生きている
振り向けば北風 髪を乱す
あのころのあの人は 綺麗だった
MUGEN
砂漠の砂が拡散するように あなたの髪がなびいていた
あの日 海辺で真夜中 抱き合った日
いまも想い出は生きている 逢えなくなったいまも
やさしさはいまも あなただけのために
孤独なこころは あなただけを温めるために
あなただけのために…
秋から冬へかけての真夜中 ひとりきり歩く
寒さから暖かい服を着て 自分を守ってるヤツばかり
凍える季節に 自分から 裸になって
守りに走ってるヤツらは 決まっていい年になった大人たち
そんなに若さが怖いの？ 自分だって若いころがあったくせに
可愛がられてばかりじゃいられない 新しい社会を築くために
リノベーション
夢のある世界へ 夢見てるだけじゃない
これまで大人たちが 築き上げたものすべて 壊すわけじゃない
おとなしいだけじゃない ただのマセたガキじゃないのさ
大人たちが抑圧しきれない 若さが爆発しそう
自爆弾じゃ終われない 自分だって若いころがあったくせに
秋の真夜中 ふと目が覚めた
隣には ベッドに 人がいる
いつまで経っても 平行線のままだね
僕の苦痛は いつも 人によってもたらされる
自分のことしか考えない人 僕にさえ やさしくない人
今夜こそ この家を出る
決別の日
僕はもう誰のものでもない 勝手にさせてよ
イラついては 僕の横で毒づいて 痛い
さよなら もう 僕はひとりで どこまでも行く
避けてること気づいてるくせに
僕の愛なんて信じてる
決別の日
僕はもう誰のものでもない ひとりにさせてよ
歩み寄っては 同じように繰り返す 痛い
さよなら もう 僕はひとりで どこまでも行く
どうでもいいこと 気づいてるくせに
僕のやさしさなんて信じてる
人の眠っている間に出ていくよ
今日も夜明け前に目が覚めて ぼんやりとしている
目覚ましなしで起きるようになって 何年も経つ
早起きは三文の得 寝過ごしちゃ損だよ
今朝も真っ先に キミの元へ駆けつける
世間様には 常識って言葉があるだろう
大人になったら していいことと悪いこと わかっているだろう
風の器
水は方円の器に従うというけれど 風向きで生きるのもいい
形にこだわることもないよ 髪型のように無造作にするのも流儀
風の器
風にやられて風前の灯火じゃなくて 風にあおられて生きるのもいい
本当に夢を失くしたら 誰もが希望もない いま再びの夢を
キミだけは仲よくしてくれた 同性異性にこだわることもない
朝焼けの光に 今朝も飛ぼう 僕はキミの最初の友だち
別れじゃなくて 出会いを数えよう 僕はキミの最初の友だち
最初の友だち…
今日は 新しい企画を練るから
早起きして 会議に備えて
職人気質（しょくにんかたぎ）で 生涯を尽くす
１つ１つのデザイン もちろんオリジナルにこだわる
手がけたもの すべて 自分の子どものようなもの
ファンが増えてきて 自分がどんどん繫殖してる
デザイナー
作り出すことがよろこび プロに徹して生きている
ただひたすらデザインし続ける 作り出す瞬間が快感
長い時間 尽くしてきた 放出する 共有するよろこび
共有するよろこび
