step

秋も深まるころ　真夜中　眠れない自分がいる

自分で解決したい　どうしよう　夜光虫のように目を光らせて

遠く南に海がある　歩いていくには　遠すぎて

自分の力じゃ　自分の力だけじゃ　遠くて届かない　夢はどこまでも遠く

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あなたはなにが欲しい　わたしが欲しいの

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わたしはなにが欲しい　あなたじゃないの

歩みは遠く

すれ違う思いは　抱き合っても解決しない

ひとりで決めること　ただひとりで決めること

わかりあえない　人はひとり

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わたしは夢が欲しい　あなたじゃないの

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わたしが考えてること　あなたじゃないの

歩みは遠く

わたしの孤独は　わたしだけのものよ

ひとりで決めること　ただひとりで決めること

支えあえない　人はひとり

野生

木枯らしの季節　風が揺らす木々の音

渡り鳥が枝から空へ　羽ばたき飛んで行く

孤独を肌に感じ　ひとり旅立つ胸は

いつかはこの町を　去り行く定め

愛してた　人生を　愛してた　この町を

野生が胸によみがえる　子ども時代がよみがえる

なにもおそれることはない　ただ自分に従って

くたばり果てるまで

愛してた　人生を　愛してた　この町を

野生が首をもたげる　生々しい生がもたげる

なにもおそれることはない　ただ自分に従って

くたばり果てるまで