F.Chopin:Barcarolle Op.60/F.ショパン：舟唄 Op.60 【Tetsuya Ichikawa Performance 】
知り合いの曲のアップです
今年の冬は あたたかな キミの部屋を訪れて
はじめて見るキミの部屋着 素肌に近い顔を見た
今夜は眠れないね いっそのこと 一晩中起きてようと
淹れたてのコーヒー 向かい合って ふたりきり飲む
語り合ううち 顔が近づいて くちづけた
キミか僕か どちらがどちらか わからないくらい
キミの瞳から僕を覗いたら
僕はどんな顔して キミを見つめてるだろう
キミの瞳から世界を覗いたら
世界はどんな景色で 麗しくキミを取り巻いてるだろう
どんな静寂も 今夜は許せない
はじめての夜 キミの吐息が流れてく
キミの瞳から僕を覗いたら
僕はどんな顔して キミを見つめてるだろう
キミの瞳から世界を覗いたら
世界はどんな景色で 潤しくキミを取り巻いてるだろう
どんな失望も 今夜は許せない
はじめての夜 妖しいくらいの真夜中に
妖しいくらいの真夜中に…
正月休みに考えていた
日本中 どれくらいヒマなヤツがいるんだろう
天上天下唯我独尊
日本中 どれくらいそう思っているヤツがいるんだろう
出かけるのにシゲキのある場所 なかなかないし 安くない
コミック読むにも 主人公に感情移入して ヒーロー気分
国内旅行
日本中 どれくらい同じようなヤツがいるんだろう
そう思うと この際 誰も関係なく思えてくる
いちいち なに目当てかなんて 引っかかってられない
人に金があると ショックで落ち込むくせに
ショックで泣き出すくせに
１月の正月明け 僕等は旅行へ行った
これが 最後の旅行になるとは 思わずに
彼女の打ち明け話
「ヴィジュアルデビューするの
よく考えてのことだから
反対してもムダよ」
人生が 取り返しのつかないことになること
わかっていると思うから 僕はなにも言わずにいた
露出
麗しく可愛い彼女は 美しくも狂おしい彼女は
僕のものじゃなくなる
「人を知りたいの デビューすることで 人は知るの」
彼女はそう言って 正面を向いた
TVで彼女を見かけることになるだろう
映画の宣伝で 彼女は全国ネットで微笑むだろう
最後まで 気を引くこともないあなただった
いつの間に いなくなって 僕はひとりになった
突然 去っていったのは 恋だった
あなたには 余計な人がいたから 順番待ちだったのに
アストラル体の振動率は 僕をあなたに引き合わせた
あなたの切り札は 金と顔
それを武器に 結局 誰も近寄らせずに
Another you
あなたじゃないと 奮い立たない
これまでと違うあなたが 欲しい
僕が初めてあなたの前で見せた野心
勝気な僕をホンキにした あなたは美しすぎて
また逢えるなら 僕は親衛隊長なんかじゃない
なにもかもをつかむなら あなたを奪うことだとわかった
