前回、「会計とは、対象を貨幣単位で表現する手法であり、会計によって、表現されたものを、財務情報といいます」という説明をしました。
今回は、代表的な財務情報をあげて、財務情報の使い方について説明してみようと思います。
まず、決算書類です。
決算書類は、決算書、財務諸表、計算書類等いろいろな表現・種類がありますが、対象となる企業等の一定期間の状況を金額で表現したものをいいます。
決算書類は、企業等の経営者等の内部、また、株主他、外部の諸機関へ、報告する情報として使われます。
決算書類は、企業等の一定期間の状況を把握するのに便利なのです。
そのため、税金の申告書に添付されます。
次に、法人税、消費税等の税金の申告書です。
この場合、税金を計算するために使われます。
さらに、計画書・予算書というものもあります。
決算書類は、過去の状況ですが、計画書・予算書は、これから先の状況を金額で表現したものです。
目標を設定し、それを達成するため、状況を改善するため、さらなる発展を目指すため等の目的で使われます。
その他にも、原価計算、部門別計算、企業価値評価、財務分析等の財務情報もあります。
決算書類を作成までの財務情報もあります。
退職金債務の計算、貸付金等の評価等です。
他にもありますが、なんといっても、最も有名なものは、決算書類であると考えます。
会計に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
会計に分からないけど興味がある方、会計を勉強したいと思っている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方々に何らかのお役に立てれば幸いです。
皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
61歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。