常勝の思考法
苦難をこやしにする
常勝思考の原点は、何かというと、苦難というものの受け止め方を
「苦難をこやしにする」という、そういうふうな考え方を、前提に、持っているということなのです。
私たちの人生の途上において、挫折、失敗、苦難というものは、出てくることはあるでしょう。
ただ、それも、大きな人生修行の目的というものを考えたときに、私たちは、それを避けて通れば、済むのでしょうか、と。
これを考えていただきたい。
そうした苦難や困難を避けるために、この世に生まれて来たのでしょうか。
この問いに答えなければいけない、と思うわけであります。
実際、そうではないでしょう、ということです。
何百年か、あるいは、何千年かに一度、この地上に肉体を持つという理由は、今世、この地上で、こういう環境で、こういう人々に囲まれて、新たな魂修行をしようとしている。
その魂修行の中には、決して、良いことばかりではないはずですよ、と。
それは、当然のこととして、当然の前提として、地上に出てきているはずですよ。
そういうことが言いたいわけです。
この世に生まれて来たということは、本当に、スイスイと物事がうまくいくということばかりが前提となっているわけではない。
いろんな紆余曲折を経ながら、人格が一段と大きくなり、いろんな経験を積んで、底光りしてくることを、目的としているのではないのでしょうか。
そうした大きな人生の目的というものを中心に考えてみると、この世の苦難や困難と言われるものの正体は、実は、違ったものに見えてくるはずだ、と。
これが、この常勝思考の立脚点なのです。
考え方の立脚点なのです。
「私たちは、永遠の生命を持ち、転生輪廻をしている」という前提に立った時に、この現象界の事件あるいは経験というものを、違った観点から見られるはずだ、と。
それは、大いなる自分に対する糧となる経験のはずだ、と。
そういうことです。
これが、立脚点です。
したがって、
「あらゆる知恵、技術、発想を総動員して、自らの前に立ちはだかっているところの困難に、どのように対処していくか、
そして、対処する過程で得たものを、いかに魂の力としていくか」
これこそが勝負の眼目である。
そう言いたいわけです。
苦難を肥やしにする【大川隆法説法集 Vol.42】
こんなことが、できればいいなぁ、等と、考えている私の1月1日から8日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。
今年も何とか白星でスタートできました。
感謝、感謝です。
正しい目標を持ち、正しい方向で、努力を継続している皆さん。
未来は、あなた方の手の中にあります。
がんばれ。
負けるな。
諦めるな。
オッサンも頑張っています。
皆さんに神さま仏さまのご加護がありますように。
63歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。