継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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軍事力の強さが国の運命を決める 歴史さいこう 五

2025-02-21 06:14:03 | 歴史さいこう



 CGSというユーチューブ動画の中で、日本の歴史に関する動画を見つけました。
 私たちが、学んだこと、現在の日本の常識的なもの、テレビ、新聞、教育(歴史教育)で言われていることとは、違ったものですが、私たち日本人が、知っておくべきことだと思います。
 斎藤武夫さんという方が講師をされ、参政党の神谷宗幣党首が進行役のような感じです。
 中学生向けの授業ですので、分かり易いと思います。
 以下、内容です。
 今回は、不平等条約の改正の話。
 イギリス、フランス、ロシア、オランダ、アメリカ(白人列強=独立国)
 日本(半独立国):差別される
 アジア・アフリカなど有色人種地域(植民地):支配される
 日本の目標は、独立国を目指すこと
 そのため幕末以降、短期間のうちに近代的な国造りをしてきた。
 Q.日本が「半独立国」状態であることを象徴している条約は何ですか?
 A.安政の五か国条約(日●修好通商条約)=不平等条約
 イギリス、フランス、ロシア、オランダ、アメリカ その後、たくさん。
 ・日本に関税自主権がない。
 ・外国に領事裁判権(治外法権)がある。
 明治19年 ノルマントン号事件
 ・1886年、ノルマントン号というイギリスの船が沈没
 ・横浜から神戸へ向かう途中、和歌山県沖。
 ・救命ボートで助かったのは、イギリス人だけ。
 ・日本人乗客23人は全員おぼれ死んだ。
 Q.船長ドレイクは、裁判にかけられました。判決を予想してください。
 a.無期懲役
 b.懲役10年
 c.無罪
 答えは、c.無罪
 ドレイク船長は、日本の裁判所ではなくイギリス領事によって裁かれたから。 (治外法権)
 当時、同じような事件が他にも起こっていた。
 この頃は、新聞が普及していた。
 多くの国民が、日本は独立国ではないことを理解した。
 「西洋列強と対等な独立国になる」という国家目標が多くの国民に共有され、国民の愛国心が盛り上がるきっかけとなった。
 井上馨の欧化政策
 ・鹿鳴館…西洋人のように行動して、パーティで仲良くなれば、条約改正できるだろう…
 ・提案:日本の法律を外国に見せて承認を受けるようにする。日本の裁判官の半分以上を西洋人にし、英語で裁判する。
 提案は実現せず、井上の後を引き継いだのが、陸奥宗光です。
 明治27年(1894年7月16日) 日英通商航海条約
 イギリスが、領事裁判権を廃止 → 各国もならった。
 しかし、関税自主権がないという不平等は残り、西洋列強は、その利益を手放そうとしなかった。
 Q.イギリスが改正に応じたのは、なぜでしょうか?
 A.
 明治27年(1894年7月16日)不平等条約一部改正(領事裁判権撤廃)
 明治27年(1894年8月1日)日清戦争開戦
 イギリスは日清戦争が始まるのを見越して、清にあるイギリス資産や権益を守り、在清イギリス人の保護を日本に求めた。
 日本の軍事力を認めるようになり、日英関係を一部対等に近づけた。
 他の条約締結国もこれにならった。
 ここで、また、ビスマルクの言葉
 「欧米列強は、弱肉強食の世界。都合にいいときは、国際法や条約を持ち出すが、最後は、軍事力(戦争)の強さが国の運命を決める。」
 以上です。
 戦後、多くの日本人は、世界に、平和主義的な思想が広まり、多くの国や国際的な大企業・大企業グループ等は、その平和主義的な思想に基づいて、行動していると考えているのではないかと思います。
 この考え方は、日本にとって危険ですし、間違っていると私は思っています。
 歴史の動画等を基に、このことについて、情報提供をしていきたいと考えています。
 いつまで、続くかは分かりませんが…

  14分くらいの動画です。

 よろしければ、ご覧になってください。
 お酒を飲みながらでも、食事をしながらでも、良いかもしれません。

軍事力の強さが国の運命を決める!【CGS 斎藤武夫 歴史の授業 第55回】







 メジロのような気もしますが、色が違うので、分かりません。
 逃げずに、カメラの収まってくれました。
 ありがとうね。

 このブログを見てくださった皆さんに、

 神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。