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貨幣理論と未来の貨幣 あか~ん チン No53

2024-03-09 12:49:34 | 会計



 会計は、企業等の状況を貨幣単位で、表現する手法といえます。
 「貨幣単位で」とは、「単位として、お金を使い=金額で」ということです。
 会計と貨幣、つまり、お金は、切っても切り離せない関係にあります。
 会計の専門家として、お金に関して、もっと知っておこうという考えから、最近、貨幣理論に関する本を読むようにしました。

① 「貨幣発行自由化論 改訂版 競争通貨の理論と実行に関する分析」
 フリードリヒ・ハイエク著 日経BP と
② 「図解ポケット MMT(現在貨幣理論)のポイントがよくわかる本」
 中野 明 著 秀和システム です。

 前者①は、非常に難解な部分が多いというのが、正直な感想です。

 両者の評価は、もう少し内容を理解してからにします。
 現時点では、①は、経済において、政府の管理の度合いが緩くなり、より自由度が増す貨幣制度であり、②は、政府の管理の度合いが強くなり、より自由度が減る貨幣制度であろうというくらいの評価です。
 ところで、多くの方が、お金に関して、無意識のうちに次のようなことを考えているのではないでしょうか。
「お金は、あって、当然のこととして、当然そこにあるものである。」
「お金の価値は、無くならない。ゼロにならない。」
「政府が発行しているのだから、安心だ。」 等
 私は、お金の価値はゼロになること、実質的にゼロになることは、あり得ると思っています。
 お金に対する私の考え方は、もう少し勉強してから、述べようと思います。
 私なりの考えは、ありますが、もう少し勉強してから。多分、いつか?
 ところで、以前にも説明しましたが、お金には、価値の表示機能、価値の交換機能、価値の貯蔵機能の3つがあると言われています。
 この3つに、情報機能というが加わるかもしれません。
 それは、お金の電子化という流れの中で、付け加えられるだろうと考えます。
 お金の電子化、部分的には、現実化しています。
 また、この電子化されたお金に買物情報、位置情報等が紐付けされたものもあるようです。
 便利にはなるかもしれませんが、自分以外の誰かに、買物、いつ、どこで、何にお金を使ったか、今、どこにいるのか、といったことが、誰かに監視されているのです。
 (いつ、どんな病気で、どの病院で、いくら支払ったか、という情報を、近い将来、政府が管理しようとしています。

 健康保険情報だけでなく、預金情報、要は、お金に関する情報も、紐付けにするようになるはずです。多分。
 なぜなら、奴らは、国民を支配したいから。)

 お金を発行する政府が、それをやれば、国民への監視は強化されます。
 一瞬で、ある特定の人の所有するお金をゼロにすることも、理論的には可能となるでしょう。
 国民のお金も、国の借金も、銀行の預金も、全て、電子化されると、一瞬でゼロとすることはできるでしょう。
 少しずつ、気付かないように、その方向へ進んでいるような気がします。
 茹でカエルの例えのように、ゆっくりと、国民に気付かれないように、です。
 マイナンバーカードが、それを表しています。
 電子化と情報化を加えてものが、未来の貨幣です。
 誰か、ストップしてください。






 散歩の途中の川で、見つけました。
 鴨でしょうか。
 数匹、仲良く歩いている感じがしました。
 世の中、変な方法に向かっていて、良い方向への知らせは入ってきません。
 そんな中、「ほっ」とさせる光景でした。
 ありがとうね。
 私も与えられた環境の中で、頑張っていきます。

 未来の魂の喜びを目指して。
 コツコツと。
 一歩一歩。

 会計、財務、監査、金融に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計、財務、監査、金融は分からないけど興味がある方、会計、財務、監査、金融を勉強したいと思っている方、会計、財務、監査、金融に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
 皆さんに、神さまのご加護がありますように。
 62歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。



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