継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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ザイム真理教 ひとり会議 参拾四

2024-08-28 15:50:19 | ひとり会議



「今日の議題は、『ザイム真理教』です。」
「本が出チョンなぁ。」
「はい、買いました。読みました。
 全体的に財政均衡主義の間違いを指摘しているようです。」
「財政均衡主義ちゃ、なんな?」
「簡単にいうと、国の税収の範囲で支出を賄うという考え方です。」
「ほう、そりゃ、いいんじゃねんな。当たり前のような気がするけど。まあ、国は、できんわなぁ。支出が多すぎるけんな。」
「財政均衡主義が、景気拡大の足かせになっているという識者の方もいます。
 本の著者もそうでしょう。」
「難しいなぁ。」
「民間企業で考えると、経常収入と経常支出だけで考えるのではなく、収入、支出、収益、費用、資産、負債も含めて考えてみてはどうでしょうか。」
「どういうこと?」
「投資を考えてみるということです。
 投資は、企業が育ち、利益が出て、景気が良くなり、税収の大きなリターンが得られるということです。
 この場合、投資の資金を国債の増加で賄えば、投資支出と国債収入で、収支マイナスにはなりません。
 また、投資は、資産に計上され、国債は負債に計上され、収益は将来、費用は利息分のみです。」
「著者の考え方と同じかぇ。」
「違います。
 投資と同時に、支出を減らすことも行う必要があります。
 政府の事業そのものを再構築するということです。
 これで、税金や社会保険料等を減らします。

 国民の負担を減らします。
 これも景気が良くなることにつながります。

 これらは、私が中小企業の再生業務を行った際に、学んだことです。
 企業も政府も、「財務」の考え方は、同じではないかと思います。」
「う~ん。しかし、あんたのいう事業の再構築ちゃ、リストラやろ。
 それをやるのは、国会議員、政府のお役人やろ。
 自分たちの仕事を減らすようなことをせんわなぁ。
 自分たちの実入りが減るけんなぁ。
 そげなぁ、モノ好きはおらんでぇ。」
「まあ、そうですね。」







 我が家の百日草です。
 台風が来ています。
 多分、倒れるでしょうけど、また、起き上がってくれると信じています。
 がんばれ。

 このブログを読んでくれた皆さんに神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。



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