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薬漬け長寿国 日本? 健康異説 弐

2025-02-07 08:23:10 | 健康異説



 常々、現代の保険医療、保険調剤等に疑問を持っていたときに、ある動画を見つけました。
 「薬漬け長寿大国 日本の医者は薬漬けを進める? “世界一の長寿国”その実情とは」というテーマで、田中善医師が講師を務める動画です。
 以下、内容です。
<講師の紹介>
 田中 善(たなか よしむ)医師 
 医療法人仁善会 田中クリニック 理事長
 クリニック開設以降、癌の先進・保管医療を開始し、日本で該当する医師は、1%以下とも言われる統合医療に従事。腸内フローラ改善による免疫療法、栄養療法、点滴療法など、様々な治療・予防医学で、患者さんのQOL(人生の質)向上を支援している。

 日本では、1980年ごろを境に、それまで見られなかった多くの現代病が増加してきた。
 それまでは、欧米人にしか見られなかった炎症性腸疾患が急増、大腸がんは、この40年で7倍、乳がんも5倍ほど増え、うつ病といった精神疾患も増加傾向にある。
 これら様々な疾患の一つの原因として、腸内フローラの悪化が関係していることが、海外の研究によって明らかにされてきた。
 戦前の日本人は、世界一と言われる最高の腸内環境であったにも関わらず、現代では、ある要因によって、日本人の腸内フローラは悪化の一途をたどっている。
 また、海外では、腸内フローラを整えるなどして、病気を発症前に抑える予防医学を重要視している一方、日本では、病気が発生してから対応する対処療法ばかりに特化している。
 その結果、日本以外の先進諸国では、がん患者が減っているが、日本だけが増加している。

 田中医師のお父さんが、がんで亡くなられた。
 田中医師は、標準治療・保険治療以外できなかった。
 悔しい気持ちがあった。
 標準治療・保険治療以外でも全世界でやっている治療を日本に持ち込みたいと思った。
 そこで、統合医療の部門に入っていった。
 今、日本は医療が発達しているとか、言っているけれど、
 病気は、どんどん増えている。
 その理由は、対処治療に、その症状に応じて単に薬を出しているとか、そういうことをやっている。
 それでは、根本的に治らない。
 だから、いくら治療をしても病気が減らない。
平均寿命と健康寿命の差 (動画に図あり)
 男性
 2001年 平均寿命 78.07歳 健康寿命 69.40歳 差 8.67歳
 2019年 平均寿命 81.47歳 健康寿命 72.68歳 差 8.79歳
 女性
 2001年 平均寿命 84.93歳 健康寿命 72.65歳 差 12.18歳
 2019年 平均寿命 87.57歳 健康寿命 75.38歳 差 12.19歳
 平均寿命と健康寿命に差がある。
 健康で長生きするというテーマから外れている。
 本当は、健康寿命が延びることによって、
 楽しい幸せな人生が、長く生きられるということが、
 人生で、一番大切なことだと思う。
 しかし、この20年間で、平均寿命と健康寿命の差が、ほとんど変わっていない。
 平均寿命と健康寿命の差、この間、なんらかの不自由を持って生きなければならないということになっている。
 医療や薬が発達したといっても、この点は解決されていない。
 寿命は延びているけれど、健康でいられなくなっている。
 国民の医療費の推移 (動画にグラフあり)
 平成37年(2025年)は、50兆円を超えると言われている。
(厚生労働省の公表資料によると、令和4年・2024年の医療費は、46兆円。)
税金が使われている。
 医療費は増加傾向である。
 ということは、今の保険医療が、どこか間違っているのではないか、ということ。
 医療費の内訳(2016年)、死因別死亡割合(2017年) (動画に円グラフあり)
 医療費の約3割(30%)が生活習慣病、死因の半分くらいが生活習慣病である。
 ということは、生活習慣を変えるだけで、医療費の削減できるのではないか。
 医師として、医療に関わっていて、臨床症状から検査をする。
 症状を改善するために、薬を出すが、根本的な改善にはなっていない。
 その原因、例えば、栄養、ウィルス、化学物質、重金属などがあるはずなのに、その原因まで辿り着かないで、途中の血液検査などで、病名を付けて薬を出している。
 例えば、糖尿病であれば、血糖値が高いから、この薬を出しておきましょうとなる。
 1カ月後、血糖値が下がりました。薬が効きましたとなる。
 ところが、患者さんは、薬さえ飲んでおけば、血糖値が下がるから、これでいいと、ラーメンとか、ファーストフードとか、一杯食べる。
 これで、いいと考える。
 栄養のこととか、運動のことは、医者も、あまり指導しない。
 薬だけ出しておけば、金儲けにもなるし、
 なんの責任も問われないですから、
 「一応、出しておきましょう」となる。
 例えば、「血圧が高ければ、血圧の薬を出しておきましょう」となる。
 ガイドラインから外れたものは、治療しておきましょうとなる。
 治療が薬だけになってしまう。
 根本的に解決されていないので、ずっと治らないまま、薬を、一生、飲み続けないといけない。
 医療は、一生かかってしまう。
 医療費は、削減できない。
 肺炎を起こしたときに、抗生物質を投与して肺炎を治そうというのは、良いこと。
 原因としている細菌を抗生剤によって治していく。
 これは大切なこと。
 しかし、今言った糖尿病を薬だけで治すのではなくて、栄養と運動とかと組み合わせることによって、根本的な解決をしていくことが重要である。
 ある程度、対処療法も必要であるが、そればかりやるのは問題である。

【薬漬け長寿国】日本の医者は薬漬けを勧める?“世界一の長寿国” その実情とは…【医療法人仁善会田中クリニック理事長 田中善先生part①】

 約14分の動画です。
 よろしければ、ご覧になってください。

 このブログを見てくださった皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。



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